リクルートライフスタイルは「Airレジ カンファレンス2014」にて、新たな2つのサービス「Airウェイト」「Airリザーブ」を発表し、提供を開始した。「Airレジ」は2013年11月にサービス提供を開始した無料のクラウドレジアプリ。売上分析や在庫管理、顧客管理など、レジ周りのタスクをスマートデバイスで一元管理することが可能で、2014年11月には登録アカウントが10万アカウントを突破。また1年で10のパートナーとサービス提携している。
新たに提供が開始された「Airウェイト」は、店舗の順番待ちをより円滑にするためのiPadアプリ。飲食店などで順番待ちをする際、来店者は人数などを入力し番号券を受け取る。その番号券のQRコードを読み取ると、現状の待ち人数がリアルタイムで表示される。さらに順番が近づくと呼び出しメールが届くという仕組み。店舗にとっては、ユーザーの来店時に離脱を防ぎ、待ち列のケアといった周辺業務の負担も解消ですることができる。
「Airリザーブ」は、電話予約・直接予約・ネット予約を「一元管理」できるようになる予約管理システム。これにより、24時間の予約受け付けが可能になる。
同カンファレンスにて、リクルートライフスタイル執行役員の大宮英紀氏は今後の展望について、「レジを使う可能性のある、すべての店舗様をご支援できると考えています。今回発表した新サービスと接続し、他社様のサービスと連携し、より便利に、より広い業務でご支援できる環境をご提供していきます。Air全体のサービスを通じて、世界も視野に入れ、商業活動をもっと簡単に、自由にすることを推進していきます」と語った。
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