ニフティは、放送メディアの番組制作や楽曲管理、権利者団体への報告を支援する業務用Webサービス「DirectorsGear(ディレクターズギア)」を、11月26日から提供開始する。
放送メディアでは現在、新譜のプロモーション用に音楽制作者から送られる大量のサンプル盤の管理・廃棄が問題となっており、CDライブラリや番組アーカイブの膨張による運用コストの上昇、また権利者団体への利用楽曲報告業務など、音楽素材に関連するさまざまな問題が発生している。
ニフティはこのような状況を踏まえて、業務用ウェブサービス「DirectorsGear」を開発。インターネットを使って楽曲情報のやりとりを行うことにより、楽曲情報の入力作業や権利者団体への全曲報告作業の負担を軽減し、CDライブラリや番組アーカイブシステムへの情報入力も大きく省力化できるようになる。また、廃棄CDを最小限に抑えることによって、コスト削減、環境への配慮なども考慮している。音楽制作者側にとっても、プロモーション用の楽曲を直接目当ての番組関係者へ届けることが可能になるなど、さまざまなメリットが期待できるとしている。
プレスリリース:「ニフティ、インターネットを活用した放送メディア向けの業務用Webサービス「DirectorsGear」を提供開始」