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アドビ流オムニチャネル時代のデジタルマーケティング(AD)

オムニチャネルでのデジタルマーケティングを進化させるには?(3)~事例&「個客」の正確な把握~

 前回はサイト内コミュニケーションの個客最適化にフォーカスを当て、ターゲティングという視点からパーソナライゼーションを取り上げました。今回は具体的な事例例紹介を通じてイメージを深めてもらいながら、さらにチャネルを跨いだパーソナライゼーションの実現に向けた取り組みについて触れていきたいと思います。

Adobe Digital Marketing Symposium 2014 サイトの事例

 前回はサイト内コミュニケーションにおける個客最適なコミュニケーションを実現するアプローチとはどういうものか、Adobe Marketing Cloud の紹介も交えながらまとめました。今回はそのアプローチについて皆さまの理解がより深まるよう、実際のケースを基に具体例を紹介します。

 取り上げる事例は、昨年年6 月に弊社が実施したAdobe Digital Marketing Symposium 2014(以下ADMS)のサイト内コミュニケーションです。

ADMSタイムテーブル

 ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、当イベントはAdobeが毎年1回開催している国内最大級のデジタルマーケティングイベントであり、昨年は約1,500名ものお客さまにご来場いただきました。まことにありがとうございました。

 このイベントでは基調講演に加え、17ものブレークアウトセッションが組まれており、お客さまにはサイトを通じて参加希望のセッションに事前登録をいただいておりました。より多くのお客さまにこのイベントに興味を持っていただきご来場いただきたい、という思いから、この事前登録サイトでは訪問者のカスタマープロファイルを活用し、コミュニケーションを個客最適化するための施策を幾つか導入しておりました。

 それら施策の中から今回は

  • Environment Variablesを用いたパーソナライズドコミュニケーション
  • Online Behavior Variablesを用いたパーソナライズドコミュニケーション

 の2つをご紹介したいと思います。

特設ページ「オムニチャネルでのデジタルマーケティングを進化させるには?」公開中!

次のページ
Environment Variablesを用いたパーソナライゼーション

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この記事の著者

祖谷 考克(ソタニ タカヨシ)

アドビ株式会社 DXインターナショナルマーケティング本部 執行役員 本部長

広告会社にてマーケティング領域全般のプロデュース業務に約15年従事。ブランドマーケティングだけでなく、デジタルコミュニケーション戦略立案、施策最適化など、デジタル領域でのプラニング/プロデュース業務も担う。2013年よりアドビに...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2015/06/18 16:07 https://markezine.jp/article/detail/21757

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