受験方法と受験時の注意事項
受験するには、まず自分のGoogleアカウントを「Googleパートナー」に登録する必要があります。登録された自分の画面から(下図参照)すぐにテストを受けることができます。

受験概要を簡単にまとめると以下の通りです。
・試験時間:90分
・出題数:70問
・合格ライン:正答率80%以上
・合否:試験終了後に即時画面に表示
・言語:日本語が選択可能
・費用:無料
・資格有効期間:18か月
となります。その他、受験の際の注意事項は以下の通りです。
・試験開始後のポーズ(途中停止)はできない
・試験中に前の問題に戻ることはできない
・出題形式はすべてSA(シングルアンサー)になり、複数選択問題はなくなった
・90分で70問終了しなかった場合でも、そこまでの正答率で合否が決まる
・再受験には7日間のインターバルが必要
以前のGAIQテストは、途中停止機能があったり問題の前後移動が可能だったので、途中停止させて調べたりわからない問題を後回しにすることができました。現在のテストでは、一度開始したら1つ1つ順番に答えていき70問一気にやりきる必要があります。
一方で受験は無料(旧試験は50ドルのクレジットカード払い)になったので、受験を重ねて正答率を見ながら学習を進めていくという方法も考えられます。筆者のこれまでの分析では、用意されている総問題数は100~110問程度と思われるので、複数回受験するうちにかなりの割合で過去問にあたることになります。Google アナリティクス理解のために受験前の周到な学習準備が必要なのは言うまでもありませんが、自分のレベルを知るためにもまずは1回受験してみる、ということを検討されてもよいかと思います。
受験に際しての心得
筆者の経験上、心がけている「受験に際しての心得」を記しておきます。
1. 受験のためには事前準備含めて、最低2時間程度の集中できる時間を用意しておく。
2. Google アナリティクスの画面を立ち上げておく。
3. 学習コンテンツも立ち上げておく(アナリティクスアカデミー、アナリティクスヘルプ)。
4. その他、学習で使用した関連教材や資料はすべて手元に置いておく。
5. 開始したら集中して、何があっても止まらずやりきる。
6. 「2割は間違っても合格できる」と割り切り、難問で時間を無駄にしない。
7. 万が一の再受験のために、問題画面のキャプチャを撮っておく。
最後に
Google アナリティクスは今後も進化を続けていくと思われます。それに伴いGAIQテスト問題も新しく更新されていくでしょう。この資格には有効期限があるように、一度合格したとしても常に新しい知識の習得と確認のために継続した学習とGAIQテストの受験をお勧めします。既合格者の皆さんもパーフェクトスコアラー(正答率100%合格者)を目指してみるのもいいかもしれません。