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ポイント・オムニチャネルの勝者はどこだ 【セブン、楽天などポイント獲得シーン一覧表つき】

 ECサイトでも盛んに活用されるポイント。消費者の立場に立って見直すことで、より商売繁盛につなげましょう。最終回は、話題のオムニチャネルとポイントについてです。

ポイント×オムニチャネルを考える

 「オムニチャネル」、最近よく聞く言葉です。Googleで「オムニチャネルとは」と検索すると次のように表示されます。

オムニチャネルとは、店舗やイベント、ネットやモバイルなどのチャネルを問わず、あらゆる場所で顧客と接点をもとうとする考え方やその戦略のことをいいます。マルチチャネルはただチャネルを増やすだけの多角展開であることに対し、オムニチャネルは全てのチャネルを連携させて顧客にアプローチするという違いがあります。 (出典:EC-Orange)

 マルチチャネルとオムニチャネルの違いがよく分かる内容だと思います。今回は、このオムニチャネルを、ポイントプログラムに当てはめて考えてみたいと思います。さまざまなチャネルでポイントと接点があるかどうか、全てのチャネルのポイントが連携しているかどうかという視点で見てみましょう。

リアル小売強者のポイント連携は

 まず、イオンでのポイントプログラムを考えます。イオンでのポイントは3種類。WAONで購入した時の「WAONポイント」、イオンカードで購入した時の「ときめきポイント」です。ただし、ときめきポイントはWAONポイントに交換できます。

 また、イオンネットスーパーで貯まるポイントは「ネットWAONポイント」です。こちらもWAONポイントに交換できますが、イオンカード、WAON、ネットスーパーで別々のポイントが貯まり、最終的にWAONポイントに交換して1つにまとめることができますという連携です。

 一方、イトーヨーカドーの場合、nanacoで買い物をしてもセブンカード・プラスで買い物をしてもnanacoポイントが貯まります。さらにイトーヨーカドーネットスーパーやセブンネットショッピングなどでも、同じnanacoポイントを貯められます。リアルでもネットでも、クレジットカードもnanacoポイントを軸につながっています。

 家電量販店は、以前よりネットとリアルのポイントを共通化手続きすることで、リアルで貯めたポイントをネットで使ったり、ネットで貯めたポイントをリアルで使ったりすることができていました。クレジットカードもそれぞれのポイントが貯まるカードもあります。

オンラインショッピングモールのポイント連携は

 オンラインショッピングの場合は、Yahoo!ショッピングのTポイント、ポンパレモールのリクルートポイント(2015年春からはPontaポイントが直接貯まる)、楽天市場の楽天スーパーポイントは、ネットでもリアルでも同じポイントを貯められるようになりました。クレジットカードもそれぞれのポイントが貯まるクレジットカードがあります。ただし、Amazon.co.jpのAmazonポイントだけは宙に浮いた存在であり、今回の比較対象外となるでしょう。

 リアル店舗のポイントカードによるポイント、ネットショップのポイント、クレジットカードや電子マネーのポイントで貯まるポイントを確認すると、楽天スーパーポイントとTポイントが一歩リードでしょうか。しかし、最近ではスマートフォンの普及などで、これ意外にもポイントを獲得できる機会が増えています。新しいポイント獲得方法をいくつか紹介しましょう。(続きはECzineで、会員登録が必要な場合があります)

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この記事の著者

菊地 崇仁(キクチ タカヒト)

北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2015/02/14 14:00 https://markezine.jp/article/detail/21937

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