日立ソリューションズは、店舗の来店者の属性と動きを測定して分析し、来店者の興味や店内での行動を見える化するソリューションの提供を開始する。同ソリューションは、カメラ画像から来店者の属性や人数を測定し、店舗内に設置した測域レーザーで来店者の行動を測定することができる。
これまで店舗では、購買データを利用し、人気商品や売上の傾向を把握してきたが、非購買者のニーズの把握が課題となっていた。同ソリューションにより、店舗はデータの分析から購買者の行動、また今まで取得が難しかった非購買者の行動を分析することができ、機会損失原因の把握や商品棚の興味度の計測などが可能となる。すでに、ファミリーマートをはじめとした小売業、サービス業の一部店舗で先行導入されており、今後はクラウドによるサービスや分析ツール、テンプレートの提供を予定している。
【関連記事】
・東大・NICT・日立、「G空間情報」プラットフォーム開発に着手
・日立と博報堂、ビッグデータで取り扱う生活者情報に関する意識調査を実施
・日立製作所、公共機関のオープンデータ推進を全面支援する「オープンデータソリューション」提供へ
・ゼンリンデータコム、美容トレンドを共有でき店舗送客も可能なサービス「tredina」を公開
・店舗の公式アプリ利用後、3人に1人が「来店や購入頻度が増加」する傾向【ジャストシステム調査】