動画学習サービス「schoo(スクー) WEB-campus」を運営するスクーは、プログラミングやデザインに興味を持つ初心者を対象にした「かじり部」を発足。8月9日から生放送限定で活動を開始する。各分野で活躍中の専門家が、難しい専門用語をなるべく使わずに指導を行うことで、部員(参加者)は楽しみながら成功体験を重ね、「学び」に対するモチベーションを向上させることができる。
同サービスは生放送限定。そのため、チャット機能を使ってその場でコーチに質問をしたり、参加者(部員)同士でコミュニケーションをとることが可能。また、放送画面には「ちょっと待ってボタン」を設置。内容についていけなくなった場合に押すことで自分の理解度を伝える事ができる。加えてボタンにはカウンター機能がついているため、「ちょっと待って」の数が一定数溜まった段階でコーチが再度説明するなどといった対処をすることも可能。
プログラマやWEBデザイナーなどのIT人材が不足していることが、大きな問題となっている。そのため、新しいスキルや知識を持っている質の高いIT人材の育成が重要視されている。一方で、これらの人材は「理系/美術系」「専門職」というイメージが強く、異なった職種の人間が興味を持ったとしても、仕事として活かせるようになるまでには非常に高いハードルがある。そのような固定概念を覆す目的で今回のサービス発足に至った。
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