株式会社インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネット生活研究所は本日、ケータイにおけるインターネットビジネスの変化について調査結果を公表した。ケータイ向けコンテンツや、検索技術、広告モデル、コミュニティ(SNS、ブログ)などのWeb2.0的なサービスの産業動向と、ユーザーの利用動向に着目したもの。
同調査は、携帯電話のキャリア、検索エンジンなどのサービス開発会社、広告代理店など、関連企業を取材・分析した「産業動向調査」と、インターネット調査による「ユーザー意向動向調査」にて構成。
ユーザー意向動向調査の結果、ケータイによる「モバイル検索」の経験がある人は、57%になった。内訳は「よく利用する」「わりと利用する」人を合わせて19%、「たまに利用する」人が38.4%。また、「モバイルブログ」などをケータイ端末から閲覧している人は26%、「モバイルSNS」の利用者は13%だった。
同社では「全体としての利用者はまだ少ないが、「モバイル広告」など産業面での動きも活発化していることから、今後ケータイでのWeb2.0的な動きは拡大傾向になる」と予測している。
尚、詳細な調査結果は下記URLを参照のこと。
「ケータイ2.0調査報告書2006」/インターネット生活研究所