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若年層に人気の「MixChannel」ユーザーの実態とは?テレビからの情報は依然重要視か

MixChannelのユーザー特性

 Donutsは、同社が運営するアプリ「MixChannel」のユーザー特性を明らかにする調査を実施した。同調査から、MixChannelのユーザーは、流行の起点となる有名人に憧れ、そのマネをして楽しむとともに、高い購買力をもとに実際に商品/サービスを購入し、有名人の写真や動画、及び自分が使ってみた体験等を積極的にシェアする特性が明らかになった。

1、有名人に憧れ、マネをして楽しむ

 有名人に憧れを抱き、彼/彼女らのマネをして楽しむことが、購買にどのように影響を与えているかを調査したところ、「有名人の身につけているアクセサリーや小物が欲しくなる」ユーザーが7割超に。また、「買い物をする際、芸能人やモデルのブログ/TwitterなどのSNSの情報を参考にする」というユーザーが57%と、10~20代一般女性の1.5倍以上という結果だった。MixChannelのユーザーは、有名人に憧れ/近づきたいという欲求を強く持っているようだ。

2、高い購買力と消費意欲

 購買力や消費意欲に関して、「可処分所得がどの程度あるか」「どの程度の頻度でファッションやレジャー/交際費を消費するか」について調査した。

 1か月のうちに自由に使えるお金がどのくらいあるかを聞いたところ、10~20代のMixChannel女性ユーザーの41%が「月に2万円以上使える」ことがわかった。これは10~20代一般女性の1.7倍以上であり、可処分所得が10~20代一般女性よりも高いことがわかった。

 そしてMixChannelユーザーの44%の人が「ファッションに週1回以上お金を使う」という結果が明らかに。10~20代一般女性の4倍以上もファッションの消費意欲が高かった。また、「交際費に週1回以上お金を使う」というユーザーは58%となり、10~20代一般女性の1.7倍以上という結果に。

 また、「セールの時期に買いすぎたかな、と思うことがよくありますか?」と聞いたところ、「ある」と答えたMixChannelユーザーは7割にのぼり、10~20代一般女性の約1.5倍という結果になった。

3、情報を積極的にシェアする

 下記の円グラフは、MixChannelユーザーの情報拡散力の高さを示したもの。MixChannelユーザーの7割が、「一度使って気に入った商品/アプリは友人や恋人、家族に勧める」傾向にあり、自身の体験を積極的に拡散する様子が目立った。さらに、「SNSなどに口コミを投稿したことがありますか?」と聞いたところ、「ある」と答えたMixChannelユーザーは6割を占め、10~20代一般女性の約1.5倍という結果になった。

 また、特定のSNS上におけるシェア行動に関して調査したところ、MixChannelユーザーのうち、SNS内のツイートや写真、動画などのコンテンツを週2回以上シェアする人が「Twitter」では約8割、「Instagram」では6割以上にのぼった。10~20代一般女性に比べて、MixChannelユーザーにリーチした情報は拡散されやすい傾向にあると考えられる。

テレビからの情報は依然として重要視されている

 では、流行を作り出し、広く消費者の認知/興味を取る流行を生み出すためには、どのようなチャネルでマーケティングをすればいいのだろうか。

 今回の調査において、「購買時に最も信用/参考にしている情報源」を聞いたところ、「テレビ」と答えた人が、MixChannelユーザー(29%)、10~20代一般女性(31%)ともに最も多く、テレビからの情報は依然重要視されていることが見受けられた。

 次いで多かったのは、MixChannelユーザーでは「芸能人やモデルのブログ/Twitter/Instagram/その他SNSなど(14%)」と「雑誌(13%)」に。テレビや雑誌などのマスメディアに加えて、有名人が発信するSNS上の情報を重要視していることが目立った。

 これらの結果から、その一つの解として、テレビなどのマス広告とSNSマーケティングを組み合わせて、一貫したコミュニケーションを実施することを同社は提示した。

【調査概要】
調査対象:15~25歳女性(全国)
調査期間:2016年8月10~12日
調査方法:インターネット調査
調査機関:マクロミル

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MarkeZine(マーケジン)
2016/09/27 09:00 https://markezine.jp/article/detail/25252

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