圧倒的技術力で、継続率は98%に
カスタマイズ性の高さと、顧客が考えるアイデアの実現を売りにしているゼロスタートのサイト内検索エンジン「ZERO ZONE SEARCH」。同社では、これまで強固なシステム基盤を構築してきたことで、この2つの強みを手にしたという。
「消費者が検索した瞬間、複雑なロジックを動かして、在庫状況や過去の行動履歴、その日の値引き状況を考慮して、最適な並び順で検索結果を出すといったことを、消費者にとってストレスのない時間で表示するのは技術的にかなり難しい。しかし、我々が持つシステム基盤であれば、それを可能にします」(山崎氏)
実際に技術力の高い証拠もある。ゼロスタートのクライアントの継続利用率は、なんと98%。しかも、残りの2%は、自社開発に舵を切った企業のみということで、サービスに不満があって他社製品に乗り換えた企業はゼロだという。それだけクライアントの納得感が高いサービスを提供しているのだ。
気づいた人には必ず恩恵が、検索のマーケティング活用
検索がマーケティングであることに気づいた瞬間、マーケターは「在庫のない商品は非表示、もしくは並び順を下にしたい」「値段順で並べるときに、ディスカウント率の高いものを上に出すようにしたい」など、様々なアイデアが思い浮かぶという。
「検索は、実店舗における店員とお客様のやりとりに似ています。お客様がある商品を欲しいといってくるのに対し、店員さんはその商品とそれ以外のおすすめを提案しますよね。それに気づくと、様々な提案の必要性がお分かりいただけるはずです」(山崎氏)
最後に山崎氏は、検索をマーケティングとして取り組むなら、費用はマーケティングの予算から出すべきとも述べた。
「機能として捉えると、システム予算から出ることが多いのですが、そうなると予算が限られる。しかし、マーケティング予算であれば、投資に見合ったリターンがあれば投資しますよね。サイト外の広告には莫大な予算を使ってサイト内に力が入っていないのは本当にもったいない話です。
検索をマーケティングと認識して、サイト外の施策に投下している金額の数%をサイト内検索にまわすだけで、費用対効果、売上は上がると確信しています」(山崎氏)
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