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「インフルエンサーという言葉をなくしたい」 若年層に話題のプロダクション、VAZが目指すゴール

 本記事では、公開から3日間で累計再生回数が700万回突破したWeb CM『JAPANESE BUZZ』を制作し、インフルエンサープロダクション事業を展開するVAZの代表取締役社長、森泰輝氏にインタビューを実施。同社の立ち上げや動画制作の背景、インフルエンサーの最新動向などを聞いた。

スマホネイティブな若者にアプローチするため会社設立

MZ:まず、VAZの設立背景から教えてください。

森:デジタルネイティブ世代と呼ばれる、1980年代以降に生まれた人がスマートフォンを使うのは当たり前になってきています。その中で、Webサイトのスマートフォン最適化やアプリの提供を行う企業が増えました。

株式会社VAZ 代表取締役社長 森 泰輝氏

 このアプローチは、以前からPCなどにあったものをスマートフォンに最適化することで、デジタルネイティブ世代に受け入れてもらうためのものだと思うんです。ただ、それではまだ届かない世代がいます。1993年以降に生まれ、中学入学時からスマートフォンを所有している、もしくは初めての携帯電話がスマートフォンといった「スマホネイティブ世代」です。

 この世代と、デジタルネイティブ世代には、文化に大きな違いがあります。ここに対して、きちんとアプローチできればビジネスチャンスがあると考え、VAZを立ち上げました。

MZ:スマートフォンが初めて所有した携帯電話と考えると、確かに違いはありそうですね。

森:私は今年で26歳になるんですが、20歳ぐらいの人とそこまで年齢が変わらないのに、明らかな文化の違いを感じています。そのギャップに気が付いて、若年層マーケティングを軸にした事業展開をしていくことに決めました。

VineやMixChannelのインフルエンサーを集めて差別化

MZ:設立当初から、インフルエンサープロダクション事業を始めていたと思うのですが、どういった経緯だったのでしょうか。

森:2015年7月に弊社を立ち上げたのですが、その当時スマホネイティブ世代の間でVineやMixChannelが流行り始めていました。もちろん、YouTubeも人気でしたが、既に人気YouTuberを抱えるプロダクションができ、有名なYouTuberは既にどこかに所属していました。

 プロダクション事業を始めるなら、何かしらの媒体でトップクラスの影響力がある人を所属させたいと考えていたので、VineやMixChannelで人気を獲得したユーザーから声を掛けました。

MZ:YouTuberでそこそこ人気のある人よりも、VineやMixChannelで圧倒的人気のあるユーザーのほうがいいということでしょうか。

森:たとえばですが、芸能事務所に入りたいと思う理由って、ほとんどの人が圧倒的人気のある俳優さんやモデルさんが所属しているからだと思うんです。そういった観点から考えると、何かしらの媒体でトップクラスのインフルエンサーをまずは所属させたいと思っていました。

 また、VineとMixChannelに強いインフルエンサーを抱えているプロダクションは少なかったので、差別化にもつながります。ただ、そこだけでは圧倒的なグロースが見込めないので、現在はYouTuberも所属しています。そして何より、マルチプラットフォームで活躍できるインフルエンサーを多く抱えることを目指し、マネジメントを行っています。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2017/04/24 12:00 https://markezine.jp/article/detail/26379

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