SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

日本のアプリヘビーユーザー、1日に4時間以上費やす/月のインストール数は?【App Annie調査】

 アプリ市場データを提供するApp Annieは、「消費者のアプリ利用状況レポート」を公開した。同レポートは、2017年5月に公開した第1弾に続くもので、スマートフォンユーザーのアプリ利用状況の調査結果を明らかにしている。

世界のアプリ合計利用時間、2021年までに3兆時間超えへ

 App Annieの分析によると、モバイルアプリの総利用時間は2021年に3.5兆時間を超えると予想されている。新興市場におけるインストールベースの爆発的な伸びが、APACのリード拡大を牽引すると見られている。

日本のアプリユーザーの上位20%、1日に4時間以上アプリ利用

 国別にアプリの利用時間を見てみると、韓国、メキシコ、ブラジル、日本、インドで、スマートフォンユーザーの上位20%は1日に4時間以上アプリを利用していることがわかった。

 さらに、新興市場のメキシコ、ブラジル、インドでは、中央値と下位20%のユーザーの利用時間が、他の国を上回っていた。WhatsAppなどのアプリが広く普及し、モバイルファーストのライフスタイルが出現したことで、こうした国々の最も利用度の低いユーザーの間にまでアプリ利用が定着している状況となっていた。

日本は約5分の1が月に4本以上アプリをインストール

 ユーザーのアプリインストールの状況を調べたところ、調査対象国のすべてで、ユーザーの65%超が2017年5月に1本以上のアプリをインストールしていた。調査対象国の半数で、ユーザーの半数超が2本以上のアプリをインストール。そのうち、日本においては20%以上の人が月に4本以上インストールしていた。

旅行アプリ、米国ユーザーが1ヵ月に2時間以上利用で第1位

 「旅行&地域」カテゴリーのアプリ利用状況について調査したところ、米国の平均利用時間は1ヵ月に2時間を超えていた。他の国でも同カテゴリーのアプリ利用時間は強い伸びを示している。日本は対象9カ国中第8位という結果になった。

 また、これらのアプリを利用するユーザーの割合はすでに75%を超え、ほとんどの調査対象国で増加を示している。

ショッピングアプリの利用時間、日本は世界第3位

 「ショッピング」および「ファイナンス」カテゴリーの利用状況では、日本のユーザーがショッピングアプリに1ヵ月あたり約90分を費やすことがわかった。これは韓国・インドに次いで世界第3位の数字。

 また、同カテゴリーの利用状況は国によって大きく異なった。たとえばドイツは全カテゴリーでの平均利用時間が7位にとどまったにもかかわらず、ショッピングアプリの平均利用時間が国別ランキングの4位になった。この要因としては、eBayと、eBayのドイツ版クラシファイド広告アプリであるeBay Kleinanzeigenの両方がもたらしたものと同社は分析する。

 ブラジルは調査対象国の中で唯一、ファイナンスアプリの平均利用時間がショッピングアプリを上回った。この利用時間の大部分を占めたのは、バンキングアプリ。ブラジルでは、Banco do Brasilを筆頭に6本のバンキングアプリが普及率10%を超えている。一方、米国で普及率10%を達成しているバンキングアプリはなかった。

【関連記事】
「クックパッド」1人勝ちの状況が一変か、レシピ動画アプリの利用者が急上昇【ヴァリューズ調査】
神奈川県タクシー協会とDeNA、タクシー配車アプリに関する実証実験開始 AIを活用
LINEとKudanが業務提携~カメラアプリ「B612」のAR機能強化へ
サイバーエージェント、人工知能でアプリ売上を最大化する「ASAS」リリース 顧客単価向上狙う
音楽コラボアプリ「nana」、登録ユーザー数400万人突破

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2017/06/29 17:00 https://markezine.jp/article/detail/26724

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング