資生堂とC Channelは協業を実施。共同で企画からプロモーション、販売までを展開する新商品の記者発表会を10月11日に行った。
C Channelが提供する「C CHANNEL」は女性向けの動画ファッションマガジンだ。女性の関心が高いテーマを中心にモデルやブロガー、インフルエンサーと共に縦型動画を制作し発信している。現在、SNSなどの公式アカウントの登録者数は、LINEが約550万人・Facebook約1,100万人・Instagram約125万人・Twitter35万人。海外も合わせた全SNSの登録者数は2,000万人を突破している。
今回の協業では、C CHANNELで人気のインフルエンサーも商品開発や動画プロモーションの制作に参加。若年層へのアプローチが可能なC Channelと資生堂が協業することで、若年層のニーズをタイムリーに捉えた商品提供に取り組んだ。
記者発表会には、資生堂 代表取締役 執行役員社長 兼 CEOの魚谷雅彦氏とC Channel 代表取締役社長の森川亮氏が登壇。魚谷氏は今回の協業について、若い女性のユーザーを多く抱えるC Channelと協業することで、若年層への接点を創出する狙いだと述べた。
さらに魚谷氏は、「資生堂がこれからも成長し続けるために、新しい取り組みには、どんどん挑戦していきたい。若い世代とのコミュニケーションにはデジタルが欠かせないので、これからはブランドの価値創造に向けデジタルの活用をさらに進めていき、その活動をC Channelと協力してやっていきたい」と話した。
今回の協業で両社が発売する商品は、「S ヘアチョークパレット」というもの。ワンデータイプのヘアカラーパウダーで、同商品を塗った部分だけ髪色を簡単に変えることができる。なお、同商品の販売はC Channelが運営するECサイト「CHEER CLOSET」にて10月20日より発売される。
【関連記事】
・プレイドのウェブ接客プラットフォーム「KARTE」、資生堂の「ワタシプラス」に導入
・資生堂のWeb動画「EMOJI-GAO CHALLENGE」、50万回再生突破
・資生堂、スマホアプリを使ったパーソナライズドファンデーション生産技術を取得
・ノビた髪がキマらない男たちへ。資生堂、パーソナルヘアスタイルBotサービス「uno roid」開始
・レモネード、インスタに特化した「INFLUENCER ONE」登録者のフォロワーが5,000万を突破