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コカ・コーラ、自販機の補充作業にドコモのFOMAネットワークを活用、高層ビルや駅構内での作業を効率化

 日本コカ・コーラとNTTドコモは、自動販売機オペレーション作業の効率をあげる「1往復オペレーションシステム」を開発、順次導入することを発表した。製品補充作業などを行うオペレーション担当者は、これまで1台の自販機オペレーション作業を完了するのに「在庫状況の確認」と「商品補充」のために2回自販機とトラックとの間を往復する必要があった。今回、FOMAのネットワークを活用することで、自販機の在庫情報を携帯端末で事前に遠隔地から取得することが可能になるため、自販機1台あたり1回の往復で作業が完了することになる。これは、高層ビルの上層階や駅構内に設置された自販機の場合、作業時間の大幅短縮につながるという。コカ・コーラでは、今後、東京から順次「1往復オペレーションシステム」を導入し、2008年内には1万台に対応させる予定だという。

「1往復オペレーションシステム」のイメージ
※画像はプレスリリースより転載。

 また、コカ・コーラは、市役所、公民館、駅前広場など人の集まる場所を中心に約4千台の地域貢献型の自販機を設置している。これらの自販機は、災害時に遠隔操作で自動販売機内の飲料が無料で取り出せるしくみになっており、この自動販売機の遠隔制御においてもドコモの携帯電話網を活用しているという。コカ・コーラは2008年も「地域貢献型自販機」の設置を進めていくとしている。

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2008/02/18 19:45 https://markezine.jp/article/detail/2727

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