SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ダブルクリック主催 「INSIGHT 2006」速報レポート 

  基調講演では「ネット広告の世界潮流」と題して、米ダブルクリック株式会社の最高営業・マーケティング責任者マリアンヌ・カポネット氏が登場。

 講演の中で、全世界のネット広告予算は、2006年の300億ドル(試算)から、2010年には600億ドルを超えるだろうと予測。世界的にネット環境は、日本を含むアジアが先導する形で、モバイル市場がメインに移行しつつあるとした。また、新興メディアに関しては、オンラインビデオが人気化している一方で、ポッドキャスティングはまだこれからという状態だと述べた。

 今日、ネットユーザーに対しては、従来のマーケティングモデルは破綻しつつあるにもかかわらず、マーケッターはネットにごくわずかな広告予算しか割いていない、と報告。また、日本民間放送連盟(民放連)がサルのキャラクターとともにCMの価値を宣伝する「CMのCM」キャンペーンを例に取り、旧来型の広告はそれ自体を広告する必要があると指摘、ハードディスクレコーダーなどの登場により、従来型のテレビ中心モデルは攻撃を受けている、とした。

 メディアは、もはや消費者がコンテンツの主導権を握っている事実を受け入れ、消費者をパートナーと考えるべきだとし、今後、伝統的なメディアとデジタルメディアの領域が超高速で重なり続けるだろう、と述べた。

 マリアンヌ氏は、1996年に創業したダブルクリック社の歩みを重ね合わせ、現在のメディアとマーケティングをとりまく状況は、いわば「新世界秩序」を形成しつつあると総括。メディア、代理店、広告主に対して、クリエイティブイノベーションに注力し、デジタル戦略をマーケティングに積極的に取り入れることがカギだ、と来場者に促した。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/02/23 21:36 https://markezine.jp/article/detail/281

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング