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MarkeZineニュース

多くの人に愛されるヒット商品が生まれる背景とは?/定期誌『MarkeZine』第28号

 個人の多様なニーズに応えるニッチな商品やサービスが登場し、広くヒットする商品を生み出すのは難しくなったと言われます。しかし、そんな中でも年齢や性別、興味の枠を越えてヒットする商品は存在しています。

 そうしたヒット商品はどのように誕生し、受け入れられていったのでしょうか。定期誌『MarkeZine』第28号(2018年4月号)では、「ヒットの源流、とりまく環境」を特集。「チェキ」の富士フイルム、「ルンバ」のアイロボットジャパン、「瞬足」のアキレスに取材しています。

 また、巻頭インタビューでは設立2周年が近づく電通デジタルに取材。同社が見据える2018年とその先の戦略について尋ねました。

 定期誌『MarkeZine』を第28号から購読するには、5月24日(土)までのお申し込みが必要です。好評の1か月分が無料で延長となるキャンペーンが復活、定期誌に掲載した記事をWebで読めるサービスも。

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定期誌『MarkeZine』第28号(2018年4月号)
定期誌『MarkeZine』第28号(2018年4月号)

巻頭:「デジタルで人を幸せに」電通デジタルが進む2018年とその先

「デジタルで人を幸せに」電通デジタルが進む2018年とその先

 発足して1年半が経ち、これまで同社を率いてきた代表取締役社長 COOの鈴木禎久氏に加え、代表取締役CEOに山口修治氏を迎えてツートップ体制となった電通デジタル。電通グループが掲げる「People Driven Marketing」というビジョンは、同社ではどのように実現されていくのでしょうか。

 山口氏によれば、各部署の専門性を担保しながらクライアントの目標に合わせて領域を越えてソリューションを提案する必要性が高まってきたとのこと。ツートップ体制となり、新しいビジョンのもとに部分最適化したプロダクトを統合的に活用し始めたことで、クライアントに広告やプロジェクトを都度提案するだけでなく、ビジョンについて話し合えるようになったそうです。

 また、同社では「デジタルで人を幸せに」というメッセージも掲げています。鈴木氏は、人口減少を迎える日本では顧客一人ひとりとの関係性の価値が大きくなっていくことを強調。クライアントと顧客のより密接な関係性を築くサポートを通して、このメッセージを実現していくと話されました。

特集:SNS時代をしなやかに勝ち抜く 「チェキ」V字回復の秘訣

SNS時代をしなやかに勝ち抜く 「チェキ」V字回復の秘訣

 ピーク時には100万台を越えるもカメラ付き携帯電話の普及とともにブームが下火になった富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」。ところが、2007年から販売台数が伸び、2017年度にはかつてのピークを大幅に上回る合計750万台を達成。スマホの拡大期と重なるタイミングで、なぜV字回復を達成できたのでしょうか。

 同社の高井隆一郎氏によると、アナログ的な質感でオリジナル自己表現ができるツールとして、デジタルネイティブの10~20代女性の間で火がついたとのこと。より具体的には、1枚の写真が持つ希少性や、どんなふうに写っているのかプリントするまで分からない偶発性など、スマホにはない価値が受けていると分析。

 一方で、撮った画像を確認してからプリントしたいというユーザーのニーズにも対応。「チェキに良さに合致するか」を議論しながら商品やサービスを展開していると言います。デジタルに重きが置かれる時代にあって、アナログの価値をエンターテインメントとして楽しんでもらおうとする姿勢に、チェキのブーム再燃の理由が見えてきます。

特集:ルンバ、新市場を切り拓いたマーケティングストーリー

ルンバ、新市場を切り拓いたマーケティングストーリー

 2002年にリリースされ、ロボット掃除機という分野を開拓してきたアイロボットジャパンの「ルンバ」。国内の販売数は200万台を突破し、国内外の市場は今後も急速な成長が見込まれています。

 同社の山田毅氏は、リリース当初に特別な施策を打ったわけではなく、地道に商品メリットを伝えてきた結果としていまがあると話します。ただしその中でも、新しいガジェットに高い関心を持つ層に販売チャネルを絞ったことが口コミにつながり、販売網が広がったと分析されています。

 しかし、世帯普及率はまだ4%、市場はキャズムを超えていないと山田氏は冷静です。価格競争はせず、「生活がどう便利になるか、楽になるか」という生活者目線を重視。AIスピーカーを始めとしたIoT製品との連携も他社に先駆けて実現するなど、ライフスタイルが変化することの楽しさを訴求し続けたいとのことです。

特集:左右非対称で躍進の「瞬足」15年の足跡

左右非対称で躍進の「瞬足」15年の足跡

 小学生の二人に一人が履いていると言われるアキレスのジュニアシューズ「瞬足」。左右の靴はともに左側にスパイクがあり、左回りのトラックで転びにくくなるのが特徴です。そのコンセプトは「子供の背中を押せる靴」。走ることに対する苦手意識を払拭することを目指したそうです。

 同社の津端裕氏によると、販売数は年間490万足。以前は600万足にも達していたそうですが、販売網を見直してEC化を進めたことが要因とのこと。今後は「瞬足」のリブランディングをしながら、インフルエンサーやデジタルを活用しつつECでの売上を伸ばす計画です。

 15周年を迎えた同社では、「学校生活を応援するNo.1ブランド」として靴下や眼鏡、アパレルなどのブランドとコラボにも積極的に取り組んでいるとのこと。中でも「瞬足」の思想にこだわった上履き「瞬足@スクール」を展開予定で、ここからまた新たな足跡が刻まれ始めていると言えるでしょう。

『MarkeZine』第28号(2018年4月号)目次

Insight(巻頭インタビュー)

「デジタルで人を幸せに」電通デジタルが進む2018年とその先
 電通デジタル 山口 修治/鈴木 禎久

Feature(特集) ヒットの源流、とりまく環境

SNS時代をしなやかに勝ち抜く 「チェキ」V字回復の秘訣
 富士フイルム 高井 隆一郎

ルンバ、新市場を切り拓いたマーケティングストーリー
 アイロボットジャパン 山田 毅

左右非対称で躍進の「瞬足」15年の足跡
 アキレス 津端 裕

次世代マーケティング教室

“PESOオーダー”という新発想
 佐藤 達郎

業界最新動向

日本の広告費、6年連続でプラス成長 ネット広告費は1兆5,000億円超え

私のキャリア

幼き頃から地球平和について考え個性が活きる社会を創る
 mannaka 藤田 彩月

Webマーケティング基礎講座

迷惑メール問題について改めて考える
 JACK CONSULTING 吉澤 和之

世界のトレンドを読む

ミレニアル世代の新しい旅行観
 Livit 細谷 元

インテージ 生活者の「今」を知る

データドリブンでテレビをもっとおもしろく
 インテージ 山田 護

データで読み解く

フリマアプリの利用実態 何が生活者の心をつかんだのか
 マクロミル 村上 智章

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/04/25 14:00 https://markezine.jp/article/detail/28243

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