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ECでのCVRが約2倍に!? JINSに聞く、インスタグラマー活用の秘訣

CVRが約2倍に

MZ:実際に、インスタグラマーの方が作ったクリエイティブをサイトに掲載した結果はどうでしたか。

浅井:3つの商品を対象に行った結果、2つの商品のCVRが向上しました。具体的には、掲載期間中、PVは掲載前と変わっていないにも関わらず、CVRが約2倍になっていました。

 今回の事例を別の事業でも活かしていこうという話が出ていますので、上々の出来だったと思います。

MZ:石橋さんは今回の結果を受けて得られた知見などはありますか。

石橋:これまで、インスタグラマーを活用した施策になると、その方のSNS上に投稿していくのが一般的でした。EC上に展開することで効果を出している事例も増えておりますが、今回最も大きな学びだったのは、ECのコンバージョン直前の深い階層のページでも効果を出せるということがわかった点です。

お客様の目線でコンテンツを作る

MZ:最後に、今後の展望について教えていただけますか。

石橋:今弊社では、インスタグラマーに納品してもらったコンテンツを企業のオウンドメディアに掲載できる「SnapReel」というサービスを展開しています。今回の結果を踏まえて、同サービスの改善ができればと思っています。

 また、企業のミッションとして、広告代理店や広告事業主など日本のマーケターの方々の作業効率化をサポートし、人の創造性を最大化することを掲げているので、引き続きそこに注力していきたいと思っています。

浅井:今回の事例でわかったのは、お客様の目線で好きだと思ってもらえるコンテンツを作ることが重要だということです。それがCVRの改善につながると思っています。

 他のチャネルでもインスタグラマーのクリエイティブは活用できると思うので、事例を数値含めて共有して横展開していきたいですね。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/10/01 09:00 https://markezine.jp/article/detail/29231

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