ネットエイジは今後のモバイル広告市場の変遷を見据え今回の参入を決定した。モバイルアフィリエイトの市場規模は2006年度予測としては112億、3年後の2008年度には2倍の規模の245億円の市場規模となる予測されている。
【モバイル広告市場の概況】
2003年度 100億円
2004年度 180億円(前年度比187%)
2005年度予測 300億円(前年度比167%)
2006年度予測 440億円(前年度比147%)
2007年度予測 554億円(前年度比126%)
2008年度予測 666億円(前年度比120%)
2009年予測 775億円(前年度比116%)
出典:2005年7月 電通総研(インターネット広告費予測調査)
【モバイルアフィリエイト市場の概況】
2003年度 6億円
2004年度 26億1,000万円(前年度比435%)
2005年度見込み 62億6,000万円(前年度比240%)
2006年度予測 112億5,000万円(前年度比180%)
2007年度予測 175億円(前年度比156%)
2008年度予測 245億円(前年度比140%)
出典:2006年2月17日 矢野経済研究所(2006年版 アフィリエイト・サービス・プロバイダのビジネスモデルと今後の展望)
この度リリースする「BYPASS(バイパス)」では、広告主の設定する成果点を2点(ユニーククリック、一定の期間内で1ユーザあたり1クリックのみをカウント)及び成果)設定することが可能。これによりユニークユーザアクセスの獲得および申込や登録などの成果の獲得が同時に行うことができる。
また、ユニークユーザアクセスに関しては重複したユーザのアクセスは広告主へ課金されないため無駄な広告予算を削減することができる。さらに広告主からのニーズを反映しDoCoMo、au、SoftBankなどキャリア別の広告出稿、広告掲載メディアからのニーズを反映し、成約率の高いアクションインセンティブ型(ユーザのアクションに対して何らかのプレゼントを付与すること)メディアへも対応。
来期の目標としては、「BYPASS(バイパス)」での3億円の売上、および50の法人メディアの参加と月間平均400件の広告運用を見込む。これにより広告主は広告出稿の2つの目的である効率の良いユニークユーザアクセス獲得および成果の獲得を同時に行うことができ、費用対効果の高い広告出稿を行うことができるとしている。