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P1のSSP、The Trade DeskのIDソリューションに参画 国内外で共通IDの使用が可能に

 プラットフォーム・ワン(以下、P1)の提供するSSP「YIELDONE」は、The Trade Deskが提供する「Unified IDソリューション」への参加を発表した。日本国内のSSPとしては初の参加となる。

 現在、運用型広告の取引時において、広告事業者間におけるデータ連携を行うために、Cookie Sync(クッキーシンク)という技術を用いて、双方の広告事業者が有するIDをシンクする必要がある。しかし、広告事業者ごとで用いるIDが異なることにより、Cookie IDがマッチせず、マッチレートは平均的に70%ほどに留まるというデータがある。また、1つのWebサイトに複数の広告事業者が多数のタグを貼り付けることで生じる、媒体社のページ読み込み速度の遅延も問題となっている。

 このような問題を解決するために、The Trade Deskは無償で「Unified IDソリューション」を提供している。「Unified IDソリューション」を導入することで、広告事業者は国内のみならずグローバル規模で共通IDを使用することが可能になる。The Trade Deskは、この共通IDを普及させることで、広告主視点で見たCookie syncマッチレートを100%近くまで向上させることを目指している。

 P1は、共通IDである「Unified IDソリューション」を活用することで、広告主のデジタルマーケティング活動を支援するとともに、効果的なCookie Syncによるページ読み込み遅延の改善を図り、媒体社の収益最大化へ貢献していく。

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2019/06/21 12:00 https://markezine.jp/article/detail/31386

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