SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ネットプロテクションズが「国内スマホ決済カオスマップ」を公開 クレジットカード不要決済サービスが増加

 ネットプロテクションズは「国内スマホ決済カオスマップ」最新版を公開した。本カオスマップは、決済タイミングや利用に必要なモノ・情報といった、顧客体験による分類によって国内のキャッシュレスサービスを整理したもの。

 同社は、全体として「クレジットカード必須のサービス」よりも「クレジットカードなしでも利用可能なサービス」が増加している流れを指摘。「クレジットカードを保有していない層」や、セキュリティへの不安感から「持っていても情報登録に抵抗感のある層」の需要が背景にあるという。

 「クレジットカード登録を必要としないサービス」は以下の三つに分類できるという。

  1. 前払い(銀行・コンビニ等からチャージ)
  2. 即時払い(銀行口座紐づけなど)
  3. クレジットカードを登録しなくても良い後払い決済

 直近約1年間でわかりやすく増加が確認できたのは「1. 前払い」「2. 即時払い」であり、具体的には「ファミペイ」、 「セブンペイ」といったコンビニ系決済サービスや、銀行payを中心とした各銀行の決済サービスがサービスを開始したという。

 他方で、 3.の「クレジットカードを登録しなくても良い後払い決済」方式のサービスについても新規参入の動きがあるという。前払い方式でサービスを提供していた「メルペイ」は、クレジットカード不要の後払い領域へと参入しており、また、ゾゾグループとコイニーが共同で提供する「ツケ払い powered  by Coiney」も実店舗でのスマホ決済が可能となる。

  クレジットカード不要の後払い領域は消費者の需要が大きく今後も新規サービスの参入が予想されるものの、決済会社自身がリスクを保証する必要があるため、 参入可能な企業は限定的になるのではないかと同社は分析している。なお、同社はクレジットカード不要の後払い決済サービスの「atone(アトネ)」を提供している。

【関連記事】
美容サロンでキャッシュレス決済が浸透、約4割が利用経験あり【リクルートライフスタイル調査】
スターバックス、アプリを通じた事前注文&決済サービスを都内56店舗で開始
JR東日本スタートアップとサインポスト、新会社TOUCH TO GOを設立 無人AI決済店舗を実現へ
QRコード決済の利用が半年で急増【マクロミル調査】
「CASH」運営のバンクが「モノ払い」決済をECに提供 お金がない顧客にも「物々交換」で販売可能

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/07/17 13:00 https://markezine.jp/article/detail/31565

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング