エブリーは、酒類・食品卸売業の伊藤忠食品を引受先とした25億円の第三者割当増資、および業務提携契約締結を決定した。今後両社は、小売業の店頭販促や送客施策のデジタル化の推進と、メーカー商品の認知から販促強化まで支援するサービスを展開していく。
エブリーのデジタル領域の知見およびコンテンツ力と、伊藤忠食品の中間流通業としてこれまで培ってきた小売業およびメーカーとの接点や売り場提案力を掛け合わせ、次世代の技術を活かした販促提案を取引先へ向けて推進していく。
また、伊藤忠食品が2017年から開始しているE-POP事業については、「DELISH KITCHEN」が展開する店頭デジタルサイネージを中心とした「リテールサポートプログラム」と連携を進めていく。
「リテールサポートプログラム」は、売り場と連動したレシピ動画の放映だけでなく、「DELISH KITCHEN」のユーザーへ小売業のチラシ情報の発信、レシピカードデータの提供、効果検証のフィードバックなど売り場の活性化につながるオプションを揃えている。
両社は、この「リテールサポートプログラム」を用いて、小売業に向けた販売促進・送客施策のデジタル化の推進と、メーカーに向けた多面的な商品露出機会を提案していく。
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