インテージとドコモ・インサイトマーケティングは、AIとアンケート評価を活用し、商品パッケージのデザイン素材を組み合わせて最適なデザイン案を生成する「パッケージデザインAI最適化サービス」を開発した。
同サービスでは、最適化技術である遺伝的アルゴリズムを基に、深層学習による評価予測を用いたシステムを新たに開発。組み合わせ生成したデザイン案へのアンケート評価を実施し、その結果をAIが学習するプロセスを繰り返すことで、ターゲット層の消費者が高く評価する案を探し出すことが可能だ。
同サービスの活用例には、新商品のターゲット層に合ったデザイン方向性の探索や商品リニューアル時のデザイン変更の評価、海外展開時のデザインのローカライズなどが挙げられる。
なお現在は、生活雑貨メーカーが同サービスを先行利用している。
【関連記事】
・インテージ、「TV×YouTubeクロスメディアリーチレポート」を開始 ターゲット属性のリーチも提供
・8割以上が「増税後は支出を抑える」と回答/ポイント還元の認知度は?【インテージ調査】
・20代前半男子のスマホピークタイムは22時台、8割がLINE、6割がツイッター利用【インテージ調査】
・インテージ、消費財メーカーのデータ活用&意思決定を支援する「iTree」を4月から提供開始
・インテージとDIM、DMPを活用し都道府県別・ターゲット別のテレビ視聴状況を測定する新サービスを開発