ヤフーは、ネット広告の素材を活用し提灯型の広告として祭会場に掲出する「デジタル提灯」の提供を開始した。同社は第一弾として、東京都千代田区で開催される「神田明神 納涼祭り」において、2019年8月9日および10日にデジタル提灯を掲出する。
デジタル提灯には、動画広告やスポンサードサーチの素材を活用。これにより広告主は、祭会場の来場者に対して自社の商品やサービスを訴求することが可能だ。
「神田明神 納涼祭り」のデジタル提灯は、やぐら内に設置した大型の提灯に動画広告を掲出する「ビッグバージョン」と、小型の提灯にスポンサードサーチのテキスト素材を掲出する「通常バージョン」の2種類。
「ビッグバージョン」では、来場者が顔写真をスマートフォンで撮影して専用サイトから投稿すると、提灯の中で顔写真が踊り出すコンテンツなども掲出する予定だ。
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