出光興産はアクセンチュアと協力して、燃料輸送の業務変革に向けた輸送管理プラットフォームを新たに構築し、運用を開始した。物流のデジタル化に向けて、アクセンチュアが協力。システム基盤にはSalesforceの「Lightning Platform」「Experience Cloud」が採用されている。
陸上物流における業務フローの大部分の統合・デジタル化に加え、石油元売だけでなくサービスステーション・取引先・運送会社(タンクローリー)といった関係者が必要な情報を共有できる仕組みの構築に取り組む。
これにより、出光興産は、輸送状況の可視化や、受注・配送業務のデジタル化だけでなく、データに基づいた最適な配車計画の策定など、リアルタイムなデータに基づく輸送計画の精緻化、および輸送オペレーションの効率化を図ることが可能になった。配送経路の最適化は、二酸化炭素の排出削減にもつながる。関係者との連携・協働を推進し、出光興産と物流関係者双方の課題解決に貢献していく。
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