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DOOH向け広告配信の一元管理を可能に SMN、LIVE BOARDと連携し新サービスを提供開始

 SMNは、DOOH(Digital Out of Home/デジタル屋外広告)向け広告配信サービス「Logicad DOOH」の提供を開始。あわせて、LIVE BOARDが提供するインプレッション(広告視聴数)に基づいた広告取引を可能にする「LIVE BOARD マーケットプレイス」との連携を開始した。

 従来のOOHは、広告配信の規格や計測指標が統一されていなかったため、各ビジョンでの個別管理のもと、サーキュレーション情報などから広告接触機会のある人数を推定し、広告を配信していた。

 今回開始するLogicad DOOHでは、LIVE BOARD マーケットプレイスとの連携により、DOOH向けビジョンを対象とした広告配信の一元的な管理が可能になる。

 またNTTドコモの携帯電話ネットワーク運用データを基にした人口統計「モバイル空間統計」などのデータを活用した広告視聴数の計測のほか、計測データに基づいたターゲティング、時間帯を指定した配信ができる(個別のビジョンへの指定配信は不可)。気温をはじめとした外部データと連動し、状況に応じたクリエイティブの配信も可能だ。

 なおLIVE BOARD マーケットプレイスは、現在都内32面のDOOH向けビジョンをネットワーク化し、広告配信を行っている。DOOH向けビジョンのネットワークは、都内最大92面(2020年6月末予定)に拡張されるほか、今後、屋内広告(交通機関、リテール向け店舗、駅内コンコースなど)での利用を含めた様々な分野への展開を予定している。

 SMNは今回の提供開始により、同社が提供するDSP「Logicad」において培った広告運用の知見と、LIVE BOARD マーケットプレイスのビジョンのネットワークを掛け合わせることで、ブランディング広告においても精度の高い広告配信と運用を展開していく。

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2020/02/26 16:30 https://markezine.jp/article/detail/32962

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