フラーは、アプリ分析ツール「App Ape(アップ・エイプ)」で蓄積するモバイルデータを活用し、アプリをインストールした後の「リテンション率(継続率)」を推計する新機能「リテンション分析」のベータ版を公開した。
同機能は、最大3ヵ月間のアプリのリテンション率をカテゴリー別や性年代別、日ごと、週ごと、月ごとなどの詳細な条件設定が可能な形で提供するものだ。
表示するリテンション率のデータには、インストールベースとインストール&起動ベースの2種類がある。インストールベースのデータは、対象期間内に、アプリを新規インストールしたユーザーを元にしたもの。インストール&起動ベースのデータは、対象期間内に、アプリを新規インストール後、起動したユーザーを元にしたものだ。
また同機能では、GooglePlayのカテゴリーごとにアプリを分類したリテンション率も表示可能。カテゴリごとの傾向や、同じカテゴリー内のアプリの比較が見えやすくなる。さらに対象期間を月間のデータに設定することで、各アプリの詳細画面で性年代別のデータを見ることもでき、ユーザーごとの定着度合いがわかる。
常に新しいデータを見ることができるため、他社のサービスが行った施策の効果を素早く把握することが可能だ。
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