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アドビ、顧客体験管理のための「Adobe Experience Platform」の国内提供を開始

2020/07/30 14:20

 アドビは、顧客体験管理(Customer Experience Management、以下 CXM)のためのプラットフォーム「Adobe Experience Platform」の国内での提供を開始。合わせて、Adobe Experience Platformで稼働するアプリケーションサービス「Real-time CDP」「Customer Journey Analytics」および「Journey Orchestration」の提供も開始した。

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 Adobe Experience Platformは、行動データを含めたリアルタイムな顧客プロファイルを構築。Adobe Experience Cloudなど様々なソリューションと連携することで、顧客一人ひとりとのリアルタイムなコミュニケーションを実現する。

 主な機能は下記の5つ。

1.顧客体験に必要なデータの統合

 複数のデータソースから顧客体験に必要なデータを取り込み、顧客プロファイルの統合からデータガバナンス、AIや機械学習の活用、顧客コミュニケーションにつなげるためのアクティベーションまでを一貫したプラットフォームで提供。これにより、企業は顧客のプライバシーに配慮しながら、リアルタイムにパーソナライズされた体験を、スケーラビリティをもって提供できるようになる。

2.顧客体験に必要なデータガバナンス機能の提供

 任意のデータソースから収集されるデータは、顧客体験管理のために設計されたExperience Data Model(XDM)により標準化・統合。データの管理においては、データガバナンスを実現するDULE(Data Usage Labeling Enforcement)フレームワークにより、顧客データの項目ごとの目的管理と、その目的に沿わない利用制限を行い、プライバシーなどの規制に配慮したデータ利用を可能にする。

3.リアルタイムな顧客コミュニケーション

 「Real-time CDP」により、データの収集からプロファイルの統合、実際の顧客コミュニケーションに至るまで、顧客とのコミュニケーションをリアルタイムに実現。連携されたデータは、Adobe Experience Platformに接続されている様々なソリューションにリアルタイムに展開され、広告やパーソナライゼーションに活用することが可能になる。

4.AIを活用したプロファイルデータの拡張

 Adobe Experience Platformに内包されている「Data Science Workspace」機能やAIサービス群「Intelligent Services」を活用することで、Adobe SenseiのAIとマシンラーニングによる、統合データの利用、スコアリングやクラスターデータなどのプロファイルの拡張が可能に。アドビが提供するAIモデルをチューニングして利用するだけでなく、PythonやRをはじめとする様々な言語を利用しながら、データサイエンティストによる独自のモデルを構築できる。またAI機能をシステムに内包することで、システム間のバッチ処理をなくして、プライバシー管理を保ちながらAIを活用できるようになった。

5.柔軟な顧客分析とコミュニケーション管理

 Adobe Analyticsの機能を拡張した「Customer Journey Analytics」の活用により、従来のCDPソリューションでは難しかった、オムニチャネルでのパスやフォールアウトの分析を、Adobe AnalyticsのUIのように視覚的に分析することが可能に。また、「Journey Orchestration」を活用することで、Adobe Experience Platformに統合されたすべてのチャネルのデータを利用しながら、Adobe Experience CloudのアプリケーションやAPIで接続されたシステムを通じて、特定のイベントが発生した際のコミュニケーションフローをリアルタイムに実行することができる。これにより、たとえば来店した顧客に対して、セグメント別のメッセージをリアルタイムに配信するなどといった、オムニチャネルでのジャーニー設計が容易になる。

 アドビは今回の日本展開に合わせて、Adobe Experience Platformの導入を支援するコンサルティングサービスおよびAdobe Digital Learning Servicesによるアプリケーションサービスのトレーニングを提供予定だ。

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