Googleのホームページに表示されるおなじみのGoogleのロゴマークは、バレンタインやクリスマスなど、特別な日にはイラストが書き加えられ、見る人を楽しませてくれることでも知られている。「Doodle 4 Google」の「Doodle」とは、落書きやいたずら書きという意味。
コンテストでは、幼稚園から中学生まで年代ごとに4つのグループに分け、それぞれ与えられたテーマに沿って、子どもたちが作品づくりを行う。そのテーマとは、「未来のゲームをつくるとしたら?」「世界のリーダーになるとしたら、何を変える?」「新しい島や国、星をみつけたらどんな世界をつくる?」といった問いかけの形をとっている。子どもたちは、このテーマをもとに話し合ったり、ネットで調べものをしてアイディアをまとめ、ロゴマークをキャンバスにした作品へと仕上げていく。
すでに参加申込みは締め切られ、現在は地区ごとに審査を進めている段階。5月12日から5月18日までオンラインで投票を行い、審査結果は5月21日に発表される。最優秀作品は、翌22日にGoogleのホームページで24時間実際に表示されるという栄誉が与えられる。
Googleが公開しているコンテストのサイトでは、子どもたちを指導する教師のためのガイドラインが公開され、各テーマのねらいや準備するもののリストから、作業の進め方、参照すべき情報、さらには各分野の教育水準のどこに適合した課題となりうるかまでがまとめられている。この年代の子どもたちに適した課題づくりのひとつの見本ともいえる内容といえそうだ。
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