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オファーウォールの広告収益が4倍に!マンガほっと×SKYFLAGが取り組む広告マネタイズ戦略

成果地点の深さが特徴のロングCPEリワード広告

――Skyfallの長谷川さんから、SKYFLAGの概要についてご紹介いただけますか。

(左から)Skyfall 代表取締役社長 長谷川智一氏、Skyfall 広告事業本部 メディア局 保立千春氏
(左から)Skyfall 代表取締役社長 長谷川智一氏、Skyfall 広告事業本部 メディア局 保立千春氏

長谷川:SKYFLAGは「ロングCPEリワード広告」が特徴の広告プロダクトです。

 ロングCPEリワード広告は、アプリの魅力を感じてもらえる深い成果地点までユーザーにプレイしていただく言わば体験型広告です。深い成果地点までプレイしたユーザーは、その後も継続的にアプリを利用する傾向にあります。

 従来のCPC課金やCPI課金モデルの広告プロダクトでは浅い地点でコストが発生しますが、海外勢のスマホアプリの日本進出が増えたことにより広告の入札競争が激化し、広告の費用対効果が年々低下してきている状況です。その中で現在のマーケティングのトレンドはLTVの高いユーザーを集客し、いかに長くプレイしてもらえるかが重要になってきていると考えています。

 弊社は日本の市場でロングCPEリワード広告の啓蒙を先駆けておこなってきました。そこで生まれた先駆者としての豊富な運用実績と案件在庫数がSKYFLAG最大の強みとなっております。 

――ロングCPEリワード広告の運用ノウハウに加え、ゲームアプリ案件の豊富さもSKYFLAGの強みでしょうか。

保立:そうですね。ゲームアプリ案件の取扱数とシェア率は業界でも圧倒的です。

 もちろん、SKYFLAGはゲームアプリ案件だけに特化している訳ではありません。マンガアプリ・LIVE配信アプリ・決済系アプリなど幅広いアプリ案件を在庫として保有しております。また、VODを始めとしたWebサービス、直近ですとブラウザゲームまで取り扱っております。案件総在庫数ですと、常時600~700程度のキャンペーンを保有しているため案件の流動性が高く、ユーザーを飽きさせないラインナップを提供可能です。

長谷川:案件数やシェア率以外では、365日年中無休のCS対応も弊社の強みです。

 当然ですが、どのメディア様も土日祝日にDAUが上がりやすく、それに伴い問い合わせの数も増加します。「成果を達成したのに報酬が反映されない」といったトラブルはクレームにつながりやすいため、迅速な対応が求められます。弊社では、盤石なCSチームの体制を構築できているため、スピーディーなCS対応が実現できております。

読みたい話数に応じて広告を選択できる環境づくり

――マンガほっとではどのようにSKYFLAGを活用されているのでしょうか? 具体的な事例についてお教えください。

横山:マンガほっとは、基本的にチケットを消費してマンガを読むシステムです。チケットを入手する方法はいくつかありますが、ユーザー側の選択肢を増やすために、オファーウォールを活用しています。

 たとえば、長編作品を一気に読みたいユーザーは多くのチケットを必要とするため、動画リワード広告の視聴だけではチケットの枚数が足りません。一気に読みたいときの課金以外の選択肢として、オファーウォールを用意しています。

 連載中の新作を目的としたユーザーの場合も、読みたい話数によって広告を使い分けることが可能です。たとえば1話だけ追加で読みたい場合は動画リワード広告、3~4話以上読みたい場合は課金かオファーウォールというように、ユーザー側がチケット獲得の方法を選択できるメリットがあります

――ユーザー視点としては無課金の範囲で自分にあった楽しみ方をできる良い仕組みですね。SKYFLAGを実際に導入してみて、気づいた点などはありますか。

横山:オファーウォールのデザインを詳細に設定できたのは良かったですね。

 アプリとオファーウォールで雰囲気が違うと外部サイト感が強くなり、ユーザーが抵抗を感じてしまいます。SKYFLAGのオファーウォールは、指示事項の細かさによってマンガほっとのカラーを忠実に表現できたため、コンテンツの一部として馴染んでいると思います。

(左から)「マンガほっと」アプリトップ画面、同アプリのオファーウォール画面
(左から)「マンガほっと」アプリトップ画面、同アプリのオファーウォール画面

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SKYFLAG導入から2週間で広告収益率は4倍に

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この記事の著者

坂本 陽平(サカモト ヨウヘイ)

理系ライター、インタビュアー。分析機器メーカー、国際物流、商社勤務を経てフリーランスに。ビジネス領域での実務経験を活かし、サイエンス、ODA、人事、転職、海外文化などのジャンルを中心に執筆活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/03/01 10:45 https://markezine.jp/article/detail/35399

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