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実際に移住を考えた時、どんなやり方があるの? 北海道・美瑛町でのプチ移住体験記

 2020年から広報学会のプロジェクトとして移住者について調べ始めていたところ、ひょんなことから北海道・美瑛町で単身3週間“プチ移住”をすることになった筆者が、自分自身の実体験をリアルタイムに近い形で3回にわたって報告している連載の第2回です。前回の記事を書いたのは美瑛町に来てまだ4日目に書いたものですが、今回は2週間を過ごしたところでの記事執筆。はてさて、そのリアルな感想は?  

プチ移住体験生活は、想像よりも忙しい

 北海道・美瑛に来る前は、町に特に知り合いもいないし、滞在先に籠もって、日々研究関係や執筆関連の仕事に励む、というイメージをもっていました。何せきっと、時間は持て余すほどにたっぷりあるはずですから(前回の記事はこちら)。

 ところがところが、持って来た研究や執筆は、正直あまり進んでいません。別に僕が日々怠けているわけではなく、ここ美瑛での生活が、思いのほか“忙しい”のです。その要因は3つ、考えられます。1つ目と2つ目は、『クリエイティブ・クラスの移住と自治体広報』の研究に関連するものです。

 1つ目は、インタビュー調査を何度も行っていること。インタビュー調査に関しては当初具体的には予定していなかったのですが、ツテをたどって(研究関連用語では“スノウボール・サンプリング”などとも呼ぶ)いるうちに、移住者4名、行政側2名の方にインタビューをすることができました。

 インタビュー調査はそもそも予定を合わせるのが手間だし、準備や終了後の資料整理など、時間とエネルギーをかなり使うことになるのです。また意見交換という形でしたが、美瑛町の角和町長とお話させていただいたりもしました。

 2つ目は、実際の移住者の暮らしぶりを経験してみよう(研究関連用語では“参与観察”などとも呼ぶ)ということで、移住者交流会等に積極的に顔を出していること。今までに研究取材に訪れた長崎県・壱岐島や長野県・御代田町(軽井沢の隣町)にも移住者ネットワークは存在していました。

 ここ美瑛町でも、そうしたものは存在していて、さらに移住者達と積極的に交流しようとする元々の住民の方とも知り合えたりします。参与観察という枠をはずしても、それはとても興味深い体験です。

週1回のペースで行われているという移住者を含む町民交流会

 2週間しか滞在していないのに、その割には、人間関係が“濃い”感じがするのです。そして、本格移住をしている移住者同士も、大変に濃い人間関係を築いているように見受けられます。それは、何故なのでしょうか?

 インタビューを通じ、また自らも経験してみて感じることは、同じ土地への移住者同士は、同じ“倶楽部(あるいは同好の士の会)”のメンバー的な共感があるようだということです。美瑛町移住者倶楽部、壱岐島移住者倶楽部、御代田町移住者倶楽部。実際に形を持つコミュニティの有る無しに関わらず、そうしたニュアンスのネットワークは存在する場合が多いようです。

 それはたとえば、テニスを通じて親しくなるコミュニティ、特定の音楽を通じて仲良くなるコミュニティなどと同様のニュアンスをもっています。「移住という選択をする」というマインドセットと「美瑛なら美瑛を選んだ」という共通感覚が、移住者同士を近しくさせ、その交流を大切にしている方が多いように感じられました。

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この記事の著者

佐藤 達郎(サトウ タツロウ)

多摩美術大学教授(広告論/マーケティング論/メディア論)。2004年カンヌ国際広告祭フィルム部門日本代表審査員。浦和高校→一橋大学→ADK→(青学MBA)→博報堂DYMP→2011年4月 より現職。 受賞歴は、カンヌ国際広告祭、アドフェスト、東京インタラクティブアドアワード、ACC賞など。審査員としても、多数参加。個人事務所コミュニケーション・ラボにて、執筆・講演・研修・企画・コンサルなども。また、小田急エージェンシーの外部アドバイザ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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