米国オンライン業界の団体であるInteractive Advertising Bureau(以下、IAB)と米プライスウォーターハウスクーパース(以下、PwC)は、現地時間の11月14日、米国の2006年の第3四半期のインターネット広告収益は、前年比33%増の42億ドルを突破したと発表した。2006年第2四半期と比較しても、2%の増加となっている。
インタラクティブ広告の四半期ごとの収益を見ていくと、成長は8期連続となっており、ひとつの四半期の収益としては過去最大。この成長について、PwCのデヴィッド・シルバーマン氏は「オンラインメディアに時間を費やすようになった消費者の傾向に加えて、インタラクティブ広告によって、より的確なターゲットにキャンペーンを行い、モニターすることが可能になったことが要因だ」と述べている。
プレスリリース:"INTERNET ADVERTISING REVENUES SURPASS $4 BILLION FOR Q3"