popInはネイティブ広告ネットワーク「popIn Discovery」における広告配信に関する審査の状況を公表した。
同社は2021年5月25日より審査プロセスを強化。より信頼性の高い広告配信を目的として配信基準の引き上げを実施してきた。また、今回、生活者からの意見を反映するために設置した「申告フォーム」からの申告数も公表した。
同社によると、広告入稿審査後の却下率は11%から21%と、1年間で約2倍となった。また「申告フォーム」の設置により、生活者が法令違反・差別的など不適切と思われる広告や、その他の意見を送信できるようになり、申告数は1年間で60件を超えた。
同社は昨今の過度に生活者のコンプレックスを煽るなど、行き過ぎたWeb広告表現の存在を受け、広告配信基準の引き上げを実施。同時に各種代理店向けの勉強会の実施や、社内広告業務スタッフのYMAA認証マーク・薬事法管理者資格取得による審査項目の増加などを行い、広告品質の向上を目指してきた。
同社は今後もコンテンツ型ネイティブアドに対応したプラットフォームとして、生活者が快適にコンテンツに接触できるシステムの構築を目指していく。
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