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デジタル領域のプロ組織「博報堂デジタルイニシアティブ」で働く意義とは?広告会社/メーカー出身者に聞く

モチベーションを保てる環境と仕組み

道上:少しプライベートなことをお聞きしますが、ワークライフバランスの観点ではHDIという環境をどうお考えですか?

甲矢:転職直後の半年から1年間はストレッチ時期だと考えているので、私としては仕事に注力して頑張りたい気持ちです。ただ、会社としては休暇の取得を推奨していて、休んだ人の分をチームでカバーするという意識があるので、きちんと休養もできています。

安藤:そうですね。もちろん忙しいときもありますが、甲矢さんがおっしゃるとおりきちんと休める会社なのでメリハリがあります。働き方もリモートワークや在宅勤務など、自分に適した方法を選べていますね。休みの面だと、業務も引き継いで、休暇が取れる「フリーバカンス制度」が年に5日間あります。リフレッシュできて「また仕事に励むぞ」と頑張れます。

甲矢:フリーバカンス制度に対しては、正直なところ、入社当初は「本当に休めるの?」と疑っていました(笑)。でも実際に制度を利用している人が多いです。

道上:業務を引き継いでもらえるのはいいですね! クライアントと向き合う仕事だと、休み中でもつい仕事が気になってしまうこともあると思います。

甲矢:入社して間もなくの「斜め上ランチ」も印象的でした。違う部署、違う年次の人たちと少人数で行うランチ会です。リモート下での転職でしたが、おかげで打ち解けられ、安心して入っていけました。困ったとき、ちょっと質問できる相手が見つかりましたね。

安藤:各本部で上期と下期の年に2回、「体系化」や自分たちのチームが期中に発揮した「ベストパフォーマンス」など各テーマに沿ってプレゼンテーション対決を行う「アワード制度」もあります。本戦は生中継されるので視聴しているとモチベーションが上がり、チームとしての一体感も創出されます。

 他にも、LSP(ライフサポートプログラム)という福利厚生もユニークだと思います。自分でカスタマイズできるポイント制度で、いろいろな還元率があり、ライフスタイルなどに応じて自分の使いたいものに振り分けられるんです。

道上:様々な制度があるのですね。総合的に、入社前と入社後でのギャップはありましたか?

甲矢:私は経験が浅かったので入社前は不安も多くありましたが、刺激もサポートもある環境は期待値以上だと感じています。

安藤:変な表現なのですが、プロフェッショナルでレベルが高い集団なので、仕事以外は冷淡な人が多いのではないかと思っていました。実際に入社してみると真逆で驚きました。コミュニケーションを仕事にしているからこそ、社内でも活発にコミュニケーションが行われています。この点はいいギャップの1つですね。

さらなるステップアップを

道上:では最後に、今後のキャリアの展望やHDIで実行してみたいことなどをお伺いできますか。

甲矢:実は私は昔からテレビが好きで、先程言ったようにテレビに関わる仕事をしていきたいと考えています。HDIではデジタル施策に関連した経験を通して、知識をめいっぱい身につけて土台を作りたいです。その上で、前職で身につけたテレビの知識と掛け合わせて、ゆくゆくは博報堂DYグループが提唱している、AaaS(Advertising as a Service)を活用したテレビ×デジタルの施策に携わりたいと考えています。

安藤:私は現在、クライアントからは一番遠い存在だと思います。反面、広告の現場に一番近い場所だからこそ見られる数字や、気づける変化がたくさんあります。多くを学んで、広告効果を最大化できる新しい提案を常にできる人材になりたいですね。

道上:進む道がまったく違うお二人でも、成長できる環境が整っているのですね。お話を伺っていて、前職の知識を活かしつつ、デジタル領域でさらにステップアップできる場所がHDIなのだと感じました。本日はありがとうございました。

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この記事の著者

那波 りよ(ナナミ リヨ)

フリーライター。塾講師・実務翻訳家・広告代理店勤務を経てフリーランスに。 取材・インタビュー記事を中心に関西で活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2022/08/24 13:04 https://markezine.jp/article/detail/39373

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