電通グループは、バーチャル事業を手掛けるVARKと共同でメタバース空間上のライブエンターテインメント・フェス会場「VARK ARENA(バークアリーナ)」の提供を開始した。第一弾として、2022年11月24日から開催されるテレビ東京のバーチャルライブ音楽イベント「テレ東バーチャル音楽フェス」へ同会場を提供する。

「VARK ARENA」会場内では、VTuberのみならずリアルアーティストも一緒にライブイベントを実施できる。また同会場は、イベントに応じてデザインへの変更やオリジナルオブジェクトの設置ができ、企業オリジナルのアバター・アイテムの販売や配布も可能だ。
さらに、VTuberライブなど3Dモデルを用いたバーチャルライブやリアルアーティストの360度映像によるライブを体験できる。観客はギフトやコメントでインタラクティブな参加が可能となる。加えて、シアター機能により過去のアーカイブなどを含めた映像コンテンツを視聴でき、参加者が楽しめるカラオケ施設も設置。
なお同会場内では、3D広告掲出やアバターアイテム・デジタルグッズコマースも可能となっており、参加企業の新たなビジネス創出を目指す。
【関連記事】
・電通グループ、経営体制を刷新 グローバル経営を推進する「グループ・マネジメント・チーム」を組成
・電通グループ、電通デジタルとデータアーティストを統合へ グループ内のDX領域の強化が目的
・電通グループが「Global Good Awards 2022」においてグローバルグッド企業賞を受賞
・電通グループの横断組織「CX Creative Studio」、CX鳥瞰ワークショップを提供へ
・電通グループ、グローバル経営体制への移行を発表 日本、米州、EMEA、APACの4地域制で事業を運営