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【特集】2025年・広告の出し先

学生を中心に拡大中の「BeReal」、マーケティング観点からの媒体解説

2020年7月に広告事業もスタート、日本での出稿状況は?

──BeRealは、2024年7月に広告事業を開始しました。広告面としてのBeRealについても解説をお願いします。

 元々アドネットワークによる広告配信はあったのですが、今年の7月から純広告としてBeRealの世界観にフィットした広告枠の提供が開始されました。

 現時点で提供されているのはフィード型の広告です。クリエイティブは静止画と動画のどちらにも対応しており、BeRealの通常投稿と同じ仕様でいずれの場合も左上にワイプが設置されています。

 ターゲティングで利用できる項目は、「OS」「年齢」「住所」の3つです。ただ、現状日本のBeRealユーザーは「高校生〜大学生くらいの若い世代/流行に敏感な都市部に住んでいる/ラフに写真を撮って投稿することに抵抗のないデジタルネイティブな層」という具合にカテゴライズできるので、ターゲティングはまだ必要ないのではと考えています。

──BeRealを広告媒体として活用した例は、日本国内でありますか?

 まだトライアル的な活用が徐々に始まっている段階ではありますが、紹介できる事例として、スキンケアブランドの「KINUI(キヌユイ)」が、10月31日のハロウィン限定でBeRealをジャックした例がありました。BeRealにフィットするUGC風の静止画と動画を配信した結果、想定よりも多くのユーザーの反応を得ることができました。

 とはいえ、BeReal広告は本当にまだスタートしたばかりですから、BeRealとしてもどのような広告商品を開発していこうか、我々のような支援企業と一緒に考えているようなフェーズです。

──BeRealのトレンドは2025年どうなると思われますか?

 我々の期待値も込みの予測ですが、日本では2024年4月あたりからユーザー数がどんどん伸びている状況なので、トレンドは一定続くと思います。

 アプリの仕様上、ユーザー層がより上の年代に広がることはあまりイメージできませんが、振り返ってみると、TikTokも当初は現在のBeRealと同じような状況でした。アプリ自体のアップデートにともない、新たなユーザー層が入ってくると、より盛り上がってくるのではと見ています。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2024/12/26 09:30 https://markezine.jp/article/detail/47699

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