スマートニュースは、「SmartNews+」のWebブラウザ版の提供を開始した。
SmartNews+は、ニュースアプリ「SmartNews」内で提供しているサブスクリプションサービス。経済・ビジネスカテゴリを中心に、有料メディアから記事を配信しいる。同サービスは2023年12月の開始以来、提携メディアの拡充やプロダクトの改善を重ね、購読者数は順調に増加している。
このたびSmartNews+は、Webブラウザ版の提供を開始。スマートフォンに加えてPCからも質の高い記事を閲覧できる環境を整えた。同サービスはアプリ版と同様、50以上の有料メディアから厳選された記事を購読でき、ユーザーは良質な有料記事を職場や自宅のPCでも快適に読める。
また、新たに7つの提携メディアを追加。合計で58のメディアから厳選された記事が購読可能となった。
新規提携メディアは、以下の通り。
ビジネス・時事
・東洋経済オンライン
・集英社オンライン
テクノロジー
・MIT Technology Review
趣味・生活
・Myゴルフダイジェスト
・ALBA Net
・WEB歴史街道
・nobico
またスマートニュースは、オンラインでニュースを閲覧している一般のユーザー1,000名(有料ニュース購読者500名/非購読者500名)を対象に、「有料ニュース購読に関する意識調査」を実施し、そのデータを発表した。以下、一部を紹介する。
有料購読者の男女比は、男性が67.8%であるの対し、女性が32.2%に。年代別では、20代(29.6%)と30代(24.8%)で全体の半数以上を占めており、若年層ほど有料ニュースの購読に積極的であることがわかった。

次に有料購読者が有料ニュースを購読しようと思った理由を聞いた。最も多かったのは「日々の生活に役立つ情報が欲しい」で42.4%に。これに続き、「仕事や進路に役立つ情報が必要になった」が37.8%であった。

有料購読者が有料ニュースを購読する際に重視するポイントについては、全体では「質の高い記事が読めるか」が45.0%で最も高かった。次いで「どのデバイスでも最適な表示で読めるか」が38.6%に。特に20~30代では、同回答をした割合が41.9%でトップとなり、「質の高い記事(40.1%)」とほぼ同程度であった。これらの結果から、若年層の有料購読者は、専門性や深みのあるコンテンツと同等、またはそれ以上に、多様なデバイスで快適に閲覧できる体験を重視していることがわかった。

【調査概要】
調査期間:2025年3月21日(金)~3月24日(月)
調査対象者:全国の男女18~69歳で、スマートフォンを利用しており、週1回以上オンラインでニュース記事(テキストニュース)を閲覧しているユーザー
調査グループ
グループ1:有料ニュース購読者
現在、ニュースアプリやオンラインニュースサービスのサブスクリプションを利用しているユーザー
グループ2:有料ニュースを購読していないオンラインニュース購読者
現在、有料のニュースサブスクリプションを利用していないユーザー(過去の利用経験は問わない)
有効回答数:合計1,000サンプル(グループ1・2で各500サンプル)
調査方法:インターネット調査
調査実施:本調査は、当社の企画のもと、株式会社販売促進研究所の協力により実施
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