アドウェイズの連結子会社であるAWUは、VTuberと企業を結ぶマッチングプラットフォーム「MITSUARI」の提供を開始した。

SNSを活用したマーケティングが重要視される中、VTuberを起用したプロモーション施策への関心が市場で広がりつつあるが、企業とVTuber双方にとって円滑なマッチングやコミュニケーションには課題があった。
企業側は、VTuberへの依頼時に必要な判断基準や連絡手段、費用感などが不明瞭なケースが多く、プロモーションの実施までにハードルを感じていた。一方、VTuberにとっても自身のスタイルや価値観、得意分野を理解し、信頼できる企業と長期的な関係を築く機会は限られていた。
このような市場の課題に対応するため、「MITSUARI」はVTuberと企業双方のニーズを可視化。VTuberが自由に登録し、プロフィールを設定、自身の世界観や得意領域、活動実績などを企業にわかりやすく伝えられる仕組みを構築した。
一方、企業側は、実績やジャンル、フォロワー属性など多角的な情報をもとに、プロモーションしたい商品や目的に沿うVTuberを検索し、スムーズにアプローチできる。
また、代理店を介さずに直接やりとりできることで手続きが簡素化され、コストの最適化も図れる点が特徴だ。「MITSUARI」の開発・運用には、アドウェイズグループがVTuber領域で培ってきたノウハウとSNSマーケティングの知見が活かされている。
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