8月5日に日本版がリリースされたGoogleマップの新機能「Googleストリートビュー」は、かなり細かい路地の様子までそのまま写真で切り出して誰でも見ることができるため、プライバシー侵害ではないかという批判の声も上がっている。
この問題に対してMIAU(インターネット先進ユーザーの会)は、識者によるパネルディスカッション形式のシンポジウムを8月27日に開催する。MIAUでは、ストリートビューは「是か非かという単純な問いでは収まらない問題」と認識し、これを「議論していく上で前提となる共通理解を築いていくことを目的」としてシンポジウムを開催する。
パネルディスカッションの登壇者は、主婦連合会常任委員の河村真紀子氏、Winny事件の弁護などで知られる弁護士の壇俊光氏、メディア法を専門とする専修大学の山田健太准教授ほか調整中とのこと。会場は杉並区産業商工会館(杉並区阿佐谷南3-2-19)で、8月27日午後6時半から2時間、参加費は1000円(学生は学生証の提示により無料)を予定している。
詳細は→MIAU : 公開シンポジウム「Google ストリートビュー"問題"を考える」開催のお知らせ
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