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モバイルショッピングサイトでは「1点買い」をするユーザーが4割
モバイルユーザビリティ調査


 IMJモバイルのモバイルユーザビリティ研究所では、「モバイルショッピングサイトの買い物かごページに関するユーザビリティ調査」を実施した。調査期間は2008年7月30日~7月31日、有効回答数は312名から得られた。モバイルショッピングサイトでは「1点買い」するユー ザーが多いこと、また、商品画像と決済に必要な最低限のテキスト情報を、コンパクトに掲載された「買い物かご」の方がユーザーに良い印象であることが分かった。【バックナンバーはこちらから!】

調査結果概要

 IMJモバイルのモバイルユーザビリティ研究所では、「モバイルショッピングサイトの買い物かごページに関するユーザビリティ調査」を実施。調査期間は2008年7月30日~7月31日、有効回答数は312名から得られました。

 モバイルショッピングサイトにおいて、「買い物かご」から決済までの間に離脱してしまうユーザーが存在するということはは、それはすなわち、一度購買を決心していながら、購買を中断する理由がそこにあり、コンバージョン率低下に多大なる影響を与えるということです。離脱ユーザーを最小限に抑え、決済に誘導することが「買い物かご」に求められています。

 そこで今回は、モバイルショッピングサイトの「買い物かご」におけるユーザーの行動傾向と、ページ上の情報量・操作性がユーザーに及ぼす影響に関して調査を行いました。

 調査結果によると、モバイルショッピングサイトではPCサイトに比べて、購入を決めた商品のみ「買い物かご」に入れる「1点買い」を行っているユーザーが多いことが分かりました。また、情報量が多い「買い物かご」では、商品画像と決済に必要な最低限のテキスト情報を、テーブルを用いてコンパクトにまとめた方がユーザーに良い印象を与える可能性が高いです。

 以上から、モバイルショッピングサイトの「買い物かご」において、一度購入を決めたユーザーをスムーズに「決済」に誘導するためには、ページ内のコンテンツの見やすさや、「買い物かご」自体の使いやすさに配慮する必要があるといえます。

調査結果のトピック

  • 最も浸透している名称は「買い物かご」「ショッピングカート」
  • モバイルショッピングサイトでは、4割が「1点買い」
  • 支持される「買い物かご」は商品画像の表示と、テーブルによる必要情報の整理がポイント
  • ユーザー支持に対し好影響を与えるのは、商品画像の使用と、テーブルを用いたレイアウト
  • モバイルの「買い物かご」は「使いやすさ」が求められる

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この記事の著者

株式会社アイ・エム・ジェイ R&D室(カブシキカイシャアイ・エム・ジェイ アールアンドディーシツ)

IMJグループ では、デジタルマーケティングに関わる様々な情報を、多様な視点から調査・分析を行い、各種調査レポートを発信しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/09/09 19:43 https://markezine.jp/article/detail/5298

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