オンラインマーケティングは覚えることが多すぎる?
インターネットマーケティング、ウェブマーケティングなど、表現の違いこそあれオンラインのマーケティングを示す言葉は数多くあります。メールマーケティングや検索エンジンマーケティング(SEM)、そしてブログマーケティングなど、「○○+マーケティング」という言葉も数多くあり、これはオンラインでマーケティングを行うことの多様性を示しています。
さらに、さまざまな関連用語が多いということも、オンラインマーケティング担当者を悩ます要因としてあるようです。最近のインターネット関連雑誌やオンライン媒体で取り上げられることが多いものとして、Web2.0やロングテールなどがあります。その他、検索エンジン関連ではSEOやPPC、ブログ周りでもRSSやSNSといったカタカナや3文字英略語が乱れ飛び、頭の中が「???」となってしまう方も多いのではないでしょうか?
そして、情報収集をしようと思っていろいろな方のお話を伺ってみると、「これからはWeb2.0の時代で、CGMでロングテールで…」「検索エンジンのAPIが…、マッシュアップで…、Ajaxを…」「ビジネスブログでは、トラックバックとコメントを…、マーケティングに活用して…」など、何かの話を聞くたびに新しい言葉が出てきそうな勢いです。
マーケティング担当者にかかるプレッシャー
また、実際にホームページやビジネスブログを作ろうと思っても、マーケティング活動をうまくやっていくために知っておくべきことがたくさんあります。ホームページやビジネスブログを構成する技術的な要素として、HTML、XML、CSSなどがあり、その他にもデザインや文章、キャッチコピー、写真、音声や動画などが必要な場合もあります。もちろんサーバやドメイン、ネットワークなどの知識も必要でしょうし、システムやデータベース、プログラムなどに対する理解も深いほうが円滑に話を進められるでしょう。
さらに、各種オンライン広告に対する知識も必要ですし、効果検証にはアクセス解析も欠かせません。これらに加えて現在では、テレビ、ラジオ、雑誌、屋外広告などもネットと連動しますから、オンラインのネットだけ知っていればOK、ということにはなりません。
これらのように、オンラインマーケティングを推進していくにあたって、担当者が知っておくべき事が数多くあります。さらに新しい言葉もどんどん出てくるという状況で、覚えても覚えてもキリがありません。
しかし、もっと大切なことがありそうな気がします…。