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Yahoo!プロモーション広告をマンガで理解!

検索連動型広告のコピー術
おぼえておきたい7種の書き方


文字だけで顧客にアピールしなければならない検索連動型広告では、広告のタイトルと説明文のつくり方次第で効果が大きく変わってくる。ここでは、オーバーチュアが学習サイトで提供しているオンライン講座の内容をもとに、広告のうまいつくり方について解説しよう。  

※2013年1月29日よりYahoo!リスティング広告はYahoo!プロモーション広告に名称変更しました。

悩ましい、タイトルと説明文

 検索連動型広告を初めて利用する人にとって、広告を設定する管理画面の操作方法や、広告文(コピー)の作り方が難しいという声は多く、スポンサードサーチを提供しているオーバーチュアにも多数の相談が寄せられているという。

 そんな悩みへの解決策のひとつとして、オーバーチュアでは公式ラーニングポータルというサイトを用意している。その中にある『動画で学ぶオーバーチュア』は、スライドを見ながら講師が解説していく動画セミナーの形式で、管理画面の操作方法や広告効果アップのためのポイントを学べる内容だ。

検索連動型広告の知識を得られるコンテンツがたくさん

 ラーニングポータルには、初心者はもちろんだが、既に検索連動型広告を利用している人や、提案する側の人がより効果をアップさせるためのおさらいにも使えるコンテンツがある。

 そこで今回は、動画セミナーの中級編の8回シリーズのひとつ『クリックされるタイトル・説明文の作り方』を通じて、広告コピーの書き方や制作プロセスについて解説しよう。

 検索連動型広告は、検索結果画面にタイトルと説明文の文字が表示されるといったシンプルなもの。広告を見た人が気になるようなタイトルと説明文であれば、当然リンク先である広告主のサイトには、集客が多く見込める。しかし、タイトルと短い説明文というシンプルな構成でかつ、競合の広告も一緒に表示される可能性が高いだけに、クリックしてもらえるよう製品やサービスをアピールするのはなかなか難しい。

解説の動画と連動してスライドが展開

顧客や製品にあわせた、7タイプの代表的な書き方

 タイトルと説明文には、顧客や提供する製品/サービスに応じてさまざまなパターンが考えられる。例として挙げるのは、青森県のリンゴ農家「五所川原農園」がWebサイトから産地直送のリンゴを販売するケースだ。

 7タイプとは、次の表に挙げた「限定」「希少」「逃避」「トレンド」「価格」「贅沢」「威光」だ。

製品特性や顧客層に応じたアプローチのヒントになる7タイプ
顧客や製品にあわせた広告タイトル・説明文のタイプ
A.限定型 時間や対象、数量を限定している
B.希少型 なかなか手に入らない希少性をアピール
C.逃避型 苦痛から逃れたい顧客を救済
D.トレンド型 流行や「みんながしている」雰囲気でアピール
E.価格型 バリュー価格・割安感をアピールする
F.贅沢型 高品質・上位価格であることをアピール
G.威光型 ブランド、ネームバリューで訴求

 Aの「限定型」は、スーパーマーケットのタイムセールなどをイメージすればわかりやすいだろう。Bの「希少型」についても同様で、数や時間が限られていたり、入手困難なものは、思わず欲しくなってしまう人も多い。

 Cの「逃避型」は、悩みを持っていたりや何かに困っていると感じている顧客に、救いの手を差し伸べるアプローチ。悩みが解消されるものなら、顧客は興味を持つだろう。

 Dの「トレンド型」は、顧客が、周りの人たちと同じ話題で盛り上がりたい。流行に乗りたいといった意識を刺激する方法だ。うまくブームを仕掛けられれば、顧客の心をつかめるだろう。

 Eの「価格型」は、割安感をアピールするもの。品質の良い製品やサービスがイメージよりも安かったら利用したくなるものだ。

 Fの「贅沢型」は、少し贅沢をして、普段は利用しない高級品を使って満足したいといった欲求を満たすタイプ。より上位で品質のよいものであることをうまく伝える必要がある。

 最後のG「威光型」は、広告主の会社や製品自体に権威付けをして、その価値によってアピールする手法。必ずしも有名である必要はなく、創業30年といった、実績や伝統があるものにも向いている。

 次ページでは、いくつかのタイプにおける、タイトルと説明文の具体例を説明する。

動画セミナーは「オーバーチュア公式ラーニングポータル」へ
中級編 動画で学ぶオーバーチュア 第2回『クリックされるタイトル・説明文の作り方』

次のページ
早いもの勝ち! 時間や数量の制約をアピールする

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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

森 英信(モリ ヒデノブ)

 就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・翻訳ツールなど...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/02/25 19:46 https://markezine.jp/article/detail/6137

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