広告の評価指標として使われる、「インプレッション数」「クリック数(率)」「コンバージョン数(率)」「獲得単価(CPA)」などに加えて、近年「滞在時間」「平均閲覧ページ数」といった新たな評価指標に注目が集まっており、より高精度の広告評価、ブランディング目的など直接的な成果が存在しないサイトでの広告評価に活用されている。
こうした流れを受けて、ロックオンの広告効果測定システム「アドエビス」では、2008年4月から、オプションとして流入広告ごとの「滞在時間」「平均閲覧ページ数」を測定するサービスを提供。しかし、従来のアクセス解析オプションは、キャンペーンサイトでの利用を想定していたため、月間1000万PV規模の大規模なサイトでの利用には対応できなかった。
今回、その上限閲覧ページ数を月間1000万PVへと拡大。アクセス解析オプションの料金は、最も少ない5万PVでは3万円、今回追加された1000万PVでは55万円となる。
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