「ロッキング・オン」や「HotWired Japan」編集部などを経て、編集者・ライターとして常にネットを追い続けてきた川崎和哉氏が、日本発のオンラインミュージックディレクトリ「OOPS!」を立ち上げたのが1999年。現在、音楽コミュニティサイト「OOPS! Music Community」として運営されているこのコミュニティから、2000年に誕生した会社がスプーである。 同社は、2006年後半から試験的に運営していた音楽ブログメディア「doops! - music blog」(以下、doops!)の正式オープンを1月26日に発表した。
海外ではプロモーションの一環として、MySpaceやYouTubeなどで新曲情報やプロモーションビデオをいち早く公開するアーティストが増えてきたが、「doops!」は、こうした動きも含めて、ネットにある音楽情報をいち早くキャッチアップしてお届けする、国内初の本格的なエンターテイメントブログ。
スプーは「doops!」のほかにも、年内にいくつかのブログメディアをオープンする予定。またポータルサイトなどへのコンテンツ販売も検討中だという。
プレスリリース:「日本初の音楽ブログメディア『doops! - music blog』を正式オープン」
参考資料:「日本発のオンラインミュージックディレクトリ「OOPS!」登場」 (Internet Watch, 1999年9月29日)