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キーワードから学ぼう!デジタルフォレストのWeb解析相談室

測定結果を眺めているだけでは意味がない
成果をあげるための広告分析方法

 インターネット広告は効果測定ができるから成果がでやすい、と言われるようです。確かに出稿媒体ごと、検索ワードごとの効果を簡単に取得できるため、広告ごとの成果を知ることができます。しかし、成果を知ることと、成果を出すことはちょっと違います。今回の記事では、成果を出すための分析方法について紹介します。

広告分析の基本は比較

 ネット広告の効果指標はさまざまなものがあります。インプレッション数、CTR(広告クリック率)、広告経由のサイト訪問数、CPC(クリック単価)、コンバージョン数、CPA(コンバージョン獲得単価)などが一般的です。広告をクリックしてサイトに来たときにはコンバージョンしなくとも、その後リピート訪問したときにコンバージョンしたら、それも元の広告の成果とみなすべきという、間接効果の考えもあります。

 広告の効果レポートというと、上記のような指標を一覧化し、場合によってはチャート化したものが一般的でしょう。

 ここまでは効果測定の範疇です。広告媒体ごと、検索ワードごとの成果を知ることができます。では成果を上げるために、どういったことをする必要があるでしょうか。

 成果を上げるための1つの方法は、出稿媒体ごとの比較や、過去キャンペーンとの比較があります。同じ指標を用いて比較し、成果の高い媒体やクリエイティブは残し、成果の悪いものは出稿を取りやめるのです。

効果測定に基づき、成果の高い出稿媒体にのみ広告を出す
効果測定に基づき、成果の高い出稿媒体にのみ広告を出す

 媒体やクリエイティブごとの比較を行い、成果のよいものだけを残していくことを繰り返せば、広告の成果の「効率」は徐々に高まっていきます。

 ただ1つ注意点があります。この方法だけ行うと、出稿できる媒体が徐々に限られてしまい、「量」の観点で目標達成できなくなることも多いのです。広告分析を通じて広告の効率を高めると共に、新しい出稿媒体の発掘やSEO対策にも力を入れるのがよいでしょう。

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この記事の著者

清水 昌浩(シミズ マサヒロ)

株式会社Ginzamarkets カントリーマネージャー(日本)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/03/19 11:00 https://markezine.jp/article/detail/6825

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