シード・プランニングは、2月に20代から50代を中心とした全国のネットユーザーを対象に、テレビ・パソコンなどでの動画視聴の実態を調査し、800件の回答をまとめた。
PC向け動画配信サービスを利用したことのある人は7割を超え、利用サービスでは「YouTube」が最も多く6割の人が視聴経験がある。一方、放送局が提供するサービスでは、「第2日本テレビ」が5.1%で最も多く、「NHKオンデマンド」 (PC利用)が4.0%と続いている。
NHKオンデマンドの認知度は約5割に達したが利用経験者は5.9%。そのうち、PCでの利用が3.2%、テレビが1.9%、PCとテレビが0.8%となっており、現状ではPCでの利用が多くなっている。NHKの発表によると、2008年12月にスタートした「NHKオンデマンド」の会員数はPCで約4万3000人。3月末までの利用者数と売上高ともに、当初目標を大きく下回っている。
【関連記事】
・「NHKオンデマンド」、12月に有料サービスとしてスタート
・「NHKワンセグ2」が4月から放送開始、昼休みに見られるミニ番組も展開
・NHKオンラインがトップページをリニューアル、情報を整理して2割短く