SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

「マス広告を参考にしない」は4人に1人、ネットライフ層と消費低関心層へのアプローチ方法は?

ネットメディアがテレビCMに次ぐ重要メディアに

 5月に行われた調査は1都3県の12~59才男女を対象に行われ、サンプル数は11,181件。生活者の購買行動への影響という視点から見たメディアの評価では、テレビCMは、「新商品・サービス開始を知るメディア」「企業・商品・サービス名が印象に残るメディア」「見聞きして楽しいメディア」「実購買のきっかけになるメディア」としての評価が1位となっている。

生活者の購買行動への影響という視点から見たメディアの評価

 一方ネットメディアのうち、メーカーなど企業のウェブサイトは、「自分の欲しい情報が入手できるメディア」「企業・商品・サービス情報を詳しく知れるメディア」「信頼できるメディア」「資料請求や問い合わせをするメディア」としての評価が1位となっており、テレビCMに次ぐ重要メディアとなっていることがわかった。

 また、インターネット広告については、「新商品・サービス開始を知るメディア」「企業・商品・サービス名が印象に残るメディア」としての評価は、テレビCM、テレビ番組に次いで3位となっている。

マス広告を参考にしない人は4人に1人

 新商品情報入手の際に参考にするメディアによる生活者分類としては、マス広告とネットメディアの参考の有無で以下の図のように4つに分類される。 

新商品情報入手の際、参考にするメディアによる生活者分類

 このうち、マス広告とネットメディアを両方参考にする「情報環境適応層」は男女有職者が中心で、40.0%と最も多くなっている。マス広告は参考にするが、ネットメディアは参考にしない 「オールドタイプ層」は35.0%で、女性高齢層中心。また、マス広告は参考にしないが、ネットメディアは参考にする「ネットライフ層」は13.5%で男性若年層が中心。マス広告とネットメディアを両方とも参考にしない「消費低関心層」は11.5%で、中高生や男性管理職・自由業など高所得者中心となっている

 マス広告を参考にしない「ネットライフ層」と「消費低関心層」を合わせると25.0%に達しており、同調査では、複数メディア併用の重要性を改めて裏づけられたとしている。また、マス広告が届きにくいこの2つの消費者グループのうち、「ネットライフ層」については、ネット広告+ウェブサイト+ネットクチコミなどのネット中心の施策が重要であり、「消費低関心層」については、知人・友人のクチコミや店頭情報がキーになるとしている。

タイプ別アプローチ方法のヒント

【関連記事】
真に影響力のあるメディアは? 検索サイトの接触率は年代によって70%もの大差
まだ伸びているPCからのネット利用時間、テレビに続く「第2のメディア」に定着
テレビ通販「見たことある」97%、「利用したことある」29%

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2009/08/06 12:55 https://markezine.jp/article/detail/8015

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング