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間違いだらけのメールマーケティング

メルマガ作成時に陥りがちな3つの罠


 メールマーケティングの改善ノウハウをお届けするコラムの第2回。今回はメールマーケティングの中でも特にクリエイティブに着目し、通常陥りがちなポイントを改めて整理したいと思います。【バックナンバー】

はじめに

 今回はメールマーケティングの中のクリエイティブに着目し、通常陥りがちなポイントを改めて整理したいと思います。トピックは次の3つです。

  • 件名やコピーは製品名やキャンペーン名で作ればいい! のうそ
  • 全体が長いメールは読まれない! のうそ
  • HTMLメールにすれば、クリック率が上がる! のうそ

件名やコピーは製品名やキャンペーン名で作ればいい! のうそ

 皆さんはメールマガジンの件名やコピーをどのように作っていますか。一般的に件名やコピーには、訴求したいサービスやキャンペーンやイベント名を盛り込むことが多いと思います。しかし、それだけでは十分とは言えません。件名やコピーの役割は、ユーザーの心をつかみ開封やクリックをさせることです。そのための考え方を紹介します。

件名・コピー制作の考え方
  1. 誰に訴えるのかを明確に!
  2. 何を訴えるのかを明確に!
  3. 送り手の都合より、受け手のニーズを意識!
  4. 受け手のどの欲望を刺激するのかを意識! (恐怖心をあおる? 安心感を与える?)

 特に3.の「送り手の都合より、受け手のニーズ」は忘れがちなものです。

 キャンペーンの集客が思わしくないので、メールマガジン会員向けに告知メールを配信する、というのは通常のアクションです。しかしその時にも、送り手(企業)の視点ではなく、受け手(メールマガジン会員)にとってのメリット・ニーズは何かを意識して件名やコピーを制作しましょう。

 ついつい送り手の視点で考えがちな件名やコピーですが、じっくりユーザーの視点でニーズやメリットが何なのかを考え制作することが大切です。

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この記事の著者

長沼 晃司(ナガヌマコウジ)

株式会社アルトビジョン
業務推進部コンサルティンググループ グループマネジャー

メールコミュニケーション戦略立案や効果検証プロジェクトといったコンサルティング案件をメーカー、金融、化粧品など幅広い業界で実施。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/09/08 13:18 https://markezine.jp/article/detail/8136

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