はじめに
今回はメールマーケティングの中のクリエイティブに着目し、通常陥りがちなポイントを改めて整理したいと思います。トピックは次の3つです。
- 件名やコピーは製品名やキャンペーン名で作ればいい! のうそ
- 全体が長いメールは読まれない! のうそ
- HTMLメールにすれば、クリック率が上がる! のうそ
件名やコピーは製品名やキャンペーン名で作ればいい! のうそ
皆さんはメールマガジンの件名やコピーをどのように作っていますか。一般的に件名やコピーには、訴求したいサービスやキャンペーンやイベント名を盛り込むことが多いと思います。しかし、それだけでは十分とは言えません。件名やコピーの役割は、ユーザーの心をつかみ開封やクリックをさせることです。そのための考え方を紹介します。
- 誰に訴えるのかを明確に!
- 何を訴えるのかを明確に!
- 送り手の都合より、受け手のニーズを意識!
- 受け手のどの欲望を刺激するのかを意識! (恐怖心をあおる? 安心感を与える?)
特に3.の「送り手の都合より、受け手のニーズ」は忘れがちなものです。
キャンペーンの集客が思わしくないので、メールマガジン会員向けに告知メールを配信する、というのは通常のアクションです。しかしその時にも、送り手(企業)の視点ではなく、受け手(メールマガジン会員)にとってのメリット・ニーズは何かを意識して件名やコピーを制作しましょう。
ついつい送り手の視点で考えがちな件名やコピーですが、じっくりユーザーの視点でニーズやメリットが何なのかを考え制作することが大切です。