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カリスマ店長・関口むつみのこれならわかる!集客の鉄則

第2回 集客は開店前からもうはじまっている(2) 後編


検索結果に表示されるネットショップになるためには、自分が扱う商材がどんな「キーワード」で検索されるのかを知っておかなければなりません。「キーワードアドバイスツール」などを利用して、自分の商材が持つ「需要」と「供給」を調査してみましょう!

まず、キーワードの需要を調べよう!

 自分の商材が、いったいどんなキーワードで検索されているのかを知らなければ、自分のお店を「検索結果に表示させる」ことはできません。つまり、自分の感覚で「きっとこのキーワードだろう」と決めつけて、サイトを作成しはじめるのは危険です。キーワードを調べるということは、実際の需要を調べることと同じことなので、行きあたりばったりや思いつきではなく、正確に調べてみましょう!

 開店する前、確実に「結果」や「需要」がわかっていれば、それを自分のお店に取り入れてサイト作成することができ、開店当初から売上げをあげることが可能になってきます。キーワードアドバイスツールという、ネットショップオーナーの役にたつ、とっても便利なツールがあるので利用してみましょう。

 例えば、これからネットのお花屋さんを開店したいと思っていたとします。自分が今、お花を購入しようと思っているお客様になったつもりで、そして前回の5W1Hで思い描いた顧客層すべてになりきって、キーワードを入れてみてください。

 まず、【フラワーギフト】というキーワードで調べてみます。すると、6月の検索数が20,975であることがわかります。さらに、組み合わせのキーワードを見ると、【送料 無料 フラワー ギフト】や、【プリザーブド フラワーギフト】、そして6月の結果なので【父の日 フラワー ギフト】など、お花をプレゼントしたい人の需要も見えてきます。

【フラワーギフト】の需要

 お花のプレゼントで人気の高い、【プリザーブドフラワー】で調べてみると、43,389であることが分かります。ただ、ここで注意したいのは、【プリザーブドフラワー】というキーワードは、組み合わせでのキーワード検索を見てみると、純粋にお花を欲しい人以外にも、教室を探していたり作り方を調べていたりする人もいるということです。【フラワーギフト】というキーワードより多いからと言って、それで単純にメインのキーワードに持ってくるのはどうかな? なんていう連想が働いてきますね。

 このような感じで、実際にキーワードと数字を書き出して、キーワードの需要をリサーチしてみてください。そして、どんなキーワードで自分の商材は勝負するかを絞り込みます。「広く浅く」ではなく、「狭く深く」絞り込むと良いと思います。

 他にも、SEMリサーチが提供している、キーワードアドバイスツールプロは、Yahoo、Google、MSNという3つの検索エンジンでの、予想月間検索回数を知ることが出来ます。

商材(キーワード)によって、どの検索エンジン経由でのご来店が多いかもかなり分かれますので、そういったところもチェックです!

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この記事の著者

関口 むつみ(セキグチ ムツミ)

1974年東京うまれ。化粧品販売、2トントラックのルートドライバーなどの職を 経たあと、LAN設置工事や社内サーバ管理など行う。 2003年に知人のネットショップ構築を支援したことがきっかけで、インターネット通販に興味を持つ。2004年7月、開店資金5万円で、ブログを利用したネットショップ「和食器益子焼販売 楽raku」を開店。2005年10月より益子焼大手専門店「やまに大塚」と提携し、主に広告・集客・顧客対応・キャンペーン企画などを中心に業務を行う。 現在はネットショップオーナーの仕事、主婦業、3児の子育てのほか、ネットショッ プ運営に関する執筆、講師活動なども行う。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2006/08/08 13:24 https://markezine.jp/article/detail/83

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