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カリスマ店長・関口むつみのこれならわかる!集客の鉄則

ネットショップ「売れないお店」を「売れるお店」にする5つのヒント

「開店したけど全然売れないんです」「売上げをあげる方法を教えてください…」と、よくご相談を受けます。私ももっともっと売上げをアップさせたいと思っているのでそのお気持ちは良くわかります。今回は、開店したけど全然売れないというお店に対して、売れるお店にするための5つのヒントを伝授させていただきます。

「売る」ということは「買ってもらう」こと

「これは売れると思う」と思って始めた商材なのに、予想に反してあまり売れずに頭を抱えてはいませんか?「売れると思う」と思ったということは、つまり「誰かが買う」と思ったということです。けれども自分の想像だけで「売れる」と思ってはいないでしょうか?

 その商品が本当に興味を持たれているのか、欲しいと思う人がいるのか、これらを検証したことはありますか? ありがちな過ちが、「Yahooやgoogleで検索して、その検索結果の表示順位ばかりを気にしていて、その商品の需要や供給をチェックしていない」というケースです。もちろん検索エンジンでの表示順位は重要ですが、その前に、「この商品は本当に売れるのか?」ということを考え直してみてください。

「検索結果の件数」が供給側とした場合、「検索する人」が需要になります。その商品を検索する人がどれくらいいるかは、キーワードアドバイスツールプラスでチェックしましょう。また、下記にあるようなサイトで、ネット上のブロガーさんのクチコミ情報もチェックしましょう。消費者の生の声をチェックして、あなたのショップの商材の需要や今後の扱い方、戦略を考えるヒントとするのです。

ヒント① ターゲットの設定はできていますか?

「ターゲットが分からないんです」とおっしゃったオーナーさんがいました。お店が想定するお客様像がはっきりしないのでしょう。ターゲットを直訳すると「標的・目標」になります。目標がなければ闇雲に進んでいってしまいます。「誰かが買うかもしれないが、誰も買わないかもしれない」という状態です。遊びであればそれでもいいかもしれませんが、商売として運営する以上は、そんな不確かな運営では長く続けていけません。確実に売るためには、誰に売るのかをしっかりと決めておく必要があります。

 さあ自分が売ろうと思っている商品を見て、考えてみてください。この商品は誰が買うのか、はっきりと言えますか? 例えば商品が「オーガニックペットフード」だったら、「ペットの健康を心から願っている人」がこの商品のお客様と想定できます。そうしたらショップも、「ペットの健康を心から願っている人」が買いやすいお店になっているのがベストです。

 ただ単にペットフードが羅列されているだけでは、そのお店がペットの健康を心から願っている人のための商品を置いていることはお客様には伝わりません。お客様が訪問したときに、すぐに「ここには自分の欲しい商品があるかも!」と思っていただけるくらいの、ターゲット設定をしておきましょう。

 デパートなどで店舗がたくさん並んでいる場合、パッと一瞬見ただけでそのお店に入るか入らないかを決めるのではないでしょうか。これはインターネットのお店も同じです。リンクをクリックして開いた瞬間、「違うな、ここにはないな」と思われたら最後、数秒でそのお店を立ち去ります。もし「アクセス数は多いのに売れない」と思っている場合は、すぐに閉じられているのかもしれません。中まで入っていただけなければ、「買う」という行為には絶対にいたらないでしょう。

 また、「ここにあるな!」というお店作りができていなければ、広告を出しても意味がありません。「ここだ!」と思っていただけるお客様の足(目)を、確実に引き止めるために、ターゲットの設定がしっかりとされているか、チェックしましょう。ターゲットが分からない場合は、いっそのこと、その商品を扱うのはやめた方がいいでしょう。厳しい言い方ですが、あなたにその商品を販売する力はありません。

ヒント② サイトデザインが素人とわかるようではダメ

 次に自分のネットショップのサイトデザインをもう一度チェックしましょう。

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この記事の著者

関口 むつみ(セキグチ ムツミ)

1974年東京うまれ。化粧品販売、2トントラックのルートドライバーなどの職を 経たあと、LAN設置工事や社内サーバ管理など行う。 2003年に知人のネットショップ構築を支援したことがきっかけで、インターネット通販に興味を持つ。2004年7月、開店資金5万円で、ブログを利用したネットショップ「和食器益子焼販売 楽raku」を...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/08/06 09:00 https://markezine.jp/article/detail/1547

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