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カリスマ店長・関口むつみのこれならわかる!集客の鉄則

小さなネットショップのための○秘マーケティング術

 大企業のWebサイトも海外のネットショップも同じ“Web”という土俵で戦わなければなりません。当然、個人経営の小さなネットショップが戦っていくのは大変です。けれども小規模なネットショップである強みもあるので、あきらめる必要はありません。今回は小さなネットショップが生き残るマーケティングをご紹介します。

小さなネットショップが生き残るためには…

 2000年前後に開店した「先発組」といわれるネットショップは、まだネットショップ自体がめずらしい頃で、当時は競合他社も少なく、今に比べれば容易に売上げを上げることができたそうです。そして私のお店、楽rakuがネットショップをオープンさせたのが2004年7月。その頃出店したネットショップは「後発組」と呼ばれていました。それでも当店は四苦八苦しながら、小さいお店ですがなんとか売上げを上げることのできるお店にすることができました。

 そして07年現在。今の時点ではもう「後発」という言葉も当てはまらないくらい、ネットショップを開店させることはめずらしくなく、「普通」もしくは「やらなければダメ」という状況になってきています。それどころか、超大手企業が本気でネット販売に力を入れてきている今、「小さいネットショップは、開店しても生き残れるの?」と、不安に思われる方も多いと思います。そこで楽rakuを小さいネットショップの代表として考えた、生き残るためのポイントを以下、3つ提案させていただきます。

・SEO・SEM対策
・アフィリエイト広告の活用
・顧客対応の改善

 ではそれぞれ説明していきましょう。

SEO・SEM対策‐‐生き残るためのポイントその1

 楽rakuを開店させた04年頃は、リスティング広告も低予算で効果を出すことができました。05年3月からは、Yahoo! JAPANでオーバーチュア広告を個人事業主でも出すことができるようになり、小さいお店にもチャンスが訪れました。この頃は比較的ビックなキーワードに対しても広告件数がまだ少なく、小さなネットショップでも検索エンジンからの集客が容易でした。

 しかし07年現在、検索エンジン上は広告だらけで、たくさんのショップがあの手この手で上位表示をさせる努力をしています。以前のように簡単には上位表示させられません。大企業はコンサルティング会社を利用してキーワードを片っ端から占拠しているため、広告費は吊り上がる一方です。たくさんの広告郡の中に、ひっそりと表示される小さなネットショップ広告。低予算だとかなり苦しい展開です。では、どのようにすれば良いのでしょうか。

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この記事の著者

関口 むつみ(セキグチ ムツミ)

1974年東京うまれ。化粧品販売、2トントラックのルートドライバーなどの職を 経たあと、LAN設置工事や社内サーバ管理など行う。 2003年に知人のネットショップ構築を支援したことがきっかけで、インターネット通販に興味を持つ。2004年7月、開店資金5万円で、ブログを利用したネットショップ「和食器益子焼販売 楽raku」を...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/05/02 08:00 https://markezine.jp/article/detail/1116

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